先日、上野にある国際子ども図書館に行ってきました。
この図書館は、100年以上の歴史を持ち、明治のレトロ建築としても高く評価され、建築好きにはたまらないスポットになっています。
道路側から見えるのがレンガ棟と言われるルネサンス様式の外観の建物です。
建物の中はレトロな雰囲気。
3階までいくつもの部屋があり、私が一番長く居た部屋は2階の「児童書ギャラリー」。
(※お部屋の写真撮影はNGでした)
この部屋は、明治以降の日本の児童文学史、絵本史を概観できる資料があり、直接手に取って読むことができるのです。
そこには雑誌「赤い鳥」や「子供之友」 1924(大正13)などが置かれていて、「子供之友」には、およそ100年前の小川未明の童話が載っていました。
特に「チューリップの芽」という物語の挿し絵はとても可愛らしく、心が洗われたような感覚で、まるでタイムトラベルをしたかのように私は絵本の世界に引き込まれました。
早く芽を出したいチューリップの子どもは、お母さんの言うことを聞かず、寒い季節に芽を出してしまい、おじいさんに助けられるという話です。
私、さっそくこの物語を朗読してみました
2分半くらいの短い物語ですが、その朗読が青空朗読に掲載されました。
拙い朗読ですが、お時間あるときにでも聴いてください。
とても可愛らしい物語です

さて、今日は保育園でおはなし会でした。
暑い日が続きますが、今日は保育園に着くなり、目の前の道路に仰向けに倒れている人がいたのです。
もうびっくり!
熱中症でしょうか。
慌てて救急車を呼びましたが、ご無事だったのでしょうか、気になります。
そんなことがあって保育園に入りましたが、おはなし会の対象年齢も急遽変更になったのです。
赤ちゃんの予定だったのが、3歳児.4歳児ちゃんの2回に変更。
なので、急遽プログラムを見直したのでした。
大きい子用の絵本を少しだけ持っていってよかった~
やっぱり3歳・4歳になると、元気100倍!
参加型の絵本は、みんな一斉に大きな声がでるので、こっちも嬉しくなっちゃいます。
それに、皆んな話をしたくて集まってくるので、それもまた嬉しい。
手遊びも赤ちゃん用の体遊びから急遽変更して、「かみなりどんがやってくる」と「あたまかたひざぽん」にしました。
読んだ絵本はこちらです。(2回分をまとめてます)
↓
■びっくりはなび
ページが立てに開き、打ち上げ花火があがります。
仕掛け絵本です。
■いろいろバス
次、バスから降りるのはだれかな?
色でわかる?
影でもわかる?みんなで当てっこ。
■だめだめすいか
おじいちゃんに届けるすいか。たぬきが欲しいって言ってもあげないぞ。
でも、やっぱり気になるな。
■うしろにいるのだあれ
かばさんの後ろにいるのはだあれ?
みんなで当てっこ。
■のりますか?のりまーす!!
のりますか?「のりまーす」と言ってくれたね。
■ミッフィーのどうぶつだあれ
穴から見える動物はだれ?
■きんぎょがにげた(大型)
逃げた金魚はどこかな?
みんな、元気よく「ここ!」と指さしてくれました。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
まだまだ暑い日が続きそうです。みなさまご自愛くださいね。