私は月に2回ほど、小学校で読み聞かせをしていますが、
小学校では、「読み聞かせ」ではなく「読み語り」と言ってます。
微妙に違うこの言葉、読み聞かせは、無理矢理聞いてもらう?そんな感じがするからでしょうか。
代々伝わってきたこの呼び方、「読み語り」の言葉を大切に小学生と一体になって、お話を語って伝えていくことを意識してやってます。
今週は1年生担当でした。
1年生といっても4月からは2年生。
黄色い帽子もそろそろお別れですね。
そんな1年生に、春の絵本を読んできました
「ぴょんぴょんぱんのかばん」
香山美子 作
柿本幸造 絵
新日本出版社
・あらすじ・
うさぎさんが小さなかばんをつくりました。素敵なかばんは動物たちに大人気。
ところが、大きなぞうさんから「ぼくにもつくって」といわれ困ったうさぎさん。
だって布がもうないのです。
さあ、うさぎさんはどうしたでしょう?
そして、最後は、みんな想像の世界です
・・
香山美子さんと柿本幸造さんのお二人の作品は、「どうぞのいす」が有名ですが、これと同じように「びょんびょんぱんのかばん」も、みんなの優しさが伝わってくる絵本です
そして、うさぎさん達は野原にいくシーンがありますが、春の花が沢山咲いているんですよ。
春に読んであげたい絵本です
また、「ぴょんぴょんぱん」と擬音を読むところが何回かあるのですが、これが可笑しいんですね。
ケラケラ笑い声が聞こえてきました。
可愛いな1年生。
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そして、今週は、私が参加しているYouTube「Koto☆Hana(言葉の花束)」の新作がアップされました。
「不思議の壺の子守歌」
魔法の壺の中には、魔女の姉妹が空間移動の魔法を使って、様々な国に行って集めた音が入っています。
そして、こんな音までも・・
感動物語です
今回は(も)音に拘っていて、効果音も耳をかたむけたくなります。
私は妹役「木の葉」の声で参加してます。
約35分のドラマ、お休み前の一時に是非聴いてください!