『「きつねのでんわボックス」の朗読&戸田和代先生のトーク』公演が終わりました。(主催・5Thanks サンクサンクス)
午前の部・午後の部とも満席で大盛況でした
約1時間半の公演。
前半は
「きつねのでんわボックス」
「つきよのくじら」
「ゴロジ」と、どれも戸田和代先生の作品を5人で朗読。
そして、後半は、戸田先生のトークでした。
朗読は、絵本の絵をプロジェクターに映し出し、5人で配役を決めて、オリジナル音楽と共に朗読しました。(私はきつねのお母さん役・他はカメ・オットセイ・ゴロジはナレーション)
「きつねのでんわボックス」は、以前、期間限定で動画配信をしましたが、やはりリアルの公演は、感動をお客さまと一緒に味わえる特別なもの。
出版社の編集長もいらしてくださり、そして作家さんを前にして朗読することは緊張します。
他の2作品「つきよのくじら」「ゴロジ」も、どれも心温まるお話です。
そんな、心温まる話をお作りになった戸田和代先生のトークは、お人柄がにじみ出ていて作品の温かさと繋がって見えました。
練習は、ZOOMで重ねてきました。
みんなで、アドバイスや意見を出し合い、本番が近くなると、練習をリアルに変え、画像の準備、会場の下見、みんなで協力しながら本番を迎えました。
何度も確認し合いました。
サンクサンクスのメンバーがとてもしっかりしていて、学ばせていただくことが多かったです。
その結果、完璧な状態で本番を迎えることができました。
終わってからも、充実感漂っています。
そして、余韻に浸ってます・・・💕
(戸田先生を囲んで)
🌸🌸
きつねのでんわボックスは、子を亡くした母狐の物語です。
子狐が亡くなってから、母狐は悲しみを堪えながら毎日を過ごしていましたが、ある日、電話ボックスで電話をしている男の子を見掛けて、私の坊やも生きていたらこのくらいかしら?と男の子に興味を示し出します。
そして、男の子は毎日電話ボックスに電話をかけにきます。
それを、母狐はいつも男の子を子狐を見ているような目で見ているのです。
男の子のことも良く分かってきました。
男の子は入院しているお母さんと電話で話していること。
また、男の子はおじいさんのところにいること。など・・・・
こんな感じで話は進んでいきますが、最後が感動的なんです。
泣きます。
泣きます。
私は、子どもに読み聞かせをしながら、というか、涙を堪え読み聞かせをしていました。
感動作です。
このお話をまだ知らない方、是非、読んでみてください。
絵本版と単行本があります。
そして、たかすかずみさんの絵が柔らかいタッチで、お話ととてもマッチしているのです。
もうたまらないですよ。
ご来場いただいきました方、ありがとうございました。
またお会いできますように