怪談ライブが終わったばかりですが、夏と言えば「怪談」。
あちらこちらで、怖い話特集を目にします。
子どもの頃、夏になるとテレビで怖い話の映画や番組をよく見ていました。
何と言っても一番怖い話は「牡丹灯籠」でした。
お札をペタペタ貼って、幽霊を来させないようにする。。
このお札がとても怖かったのを覚えています。
「皿屋敷」「四谷怪談」日本三大怪談は、やっぱり怖い~
怖い話が大好きだったんです。
今は、好んで読んだり見たりしません~
絵本でも怖い話が沢山あります。
「あずきとぎ」
「ばけねこ」
「いるのいないの」
「しりっぽおばけ」
「かがみのなか」
そして、未就学児にとって、とても怖いという
「こわめっこしましょ」
これ、大人には分からない、子どもなりの怖さがあるみたいです。
これも小さなお子さんは怖いかも。
日本の怖い話の絵本は、お化けや幽霊がでてくる外国の絵本より、正体不明な不気味さがあり、想像力をかき立てる気持ち悪さがある絵本が多いような気がします。
(私が知らないだけかも)
強烈な怖さで印象に残っているのは、やはり「いるのいないの」。
この絵を最初みたとき、目をそらしました
夜は見たくありませんでした
別の怖さをもつ外国の絵本があります。
怖い話で有名な作家「エドワード・ゴーリー」が書いた絵本。
エドワード・ゴーリーはアメリカの絵本作家(1925年生まれ)で、残酷で冷酷な作風を持ち味とし、その独特な世界観から全世界でカルト的な人気を誇っている作家です。
子供たちの死の瞬間を描いた絵本—『ギャシュリークラムのちびっ子たち』
冬の夜に訪れた不可解な客人、―『うろんな客』
実在の事件をもとにしたある夫婦の物語、―『おぞましい二人』
ゴーリーの作品では子供の死が簡単に描かれることが多く、これ以前の作品でも登場する多くの子供達が無造作に殺されていました。例えば『ギャシュリークラムのちびっ子たち』ではアルファベット順に26人の子供達が26通りの殺され方で死んでゆきます。
残酷な現実を努めて機械的に記されています。徹底的にリアルに、現実に対して正面から向かい合おうとした異色作です。
私は、恐ろしくて途中で嫌になってしまいました。
これを、子ども達はどう思うのでしょうか?
読みを聞かせする人はいるのでしょうか?
残酷です。
海外の子供向け絵本というとドイツの「グリム童話」などがありますが、このグリム童話は7回も改変され、今は、残酷な話ではなくなっていますが、当初(1812年頃)のグリム童話は残酷だと言われていました。
読者である子供達に、悪さをした子供が悪い目にあうというストーリーを読ませることで、道徳的に正しい行いを身につけさせるという側面を持っていると言われています。
たとえば、「シンデレラ」の話は、靴が小さくて入らないなら足の指を切り落とせばすんなり入ると思い、継母は姉たちに足をナイフで切って小さくしろと命令したそうです。
怖い~
最後、姉たちは鳩に目玉をくり抜かれて一生目が見えなくなり、
シンデレラはこの光景を「当然の報いだ」とあざ笑っていたそうです。
きゃ~怖い
これも、悪いことをするとバチがあたるということを、子ども達に教えたと言われています。
子どもは絵本を通じて登場人物の気持ちを想像し、疑似体験をすると言われています。
私は、子どもの頃、魔法使いの絵本を読んで、「自分も、いつか必ず魔法が使えるようになる」と夢や希望を持っていました(笑)カワイカッタノデス
なので、子どもには、楽しく明るい絵本に触れて欲しいなぁ
たとえば
明るい気持ちになりますよ〜
皆さんは、どんな怖い話が好きですか?
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