コロナ禍になってから、読み聞かせ活動も小学校以外はまだ休止していますが、
そろそろ再開して欲しいなぁ~と思い始めています。
そんな中、今日は唯一の小学校の読み聞かせでした
今日は6年生なので、短編の推理小説か何かを読もうかと思ったのですが・・
しかし、
最近、心を打たれた絵本があったので、それを持って行きました
それは
「ウェン王子とトラ」
チェン・ジャンホン/作・絵
徳間書店
何と言っても迫力満点の絵なんです!
絵本のサイズも一回り大きく、読み聞かせにはぴったり
映画を観ているような話の展開で感動作。涙。。
主な登場人物は、おかあさんトラ ・ ウェン王子 ・ 王様 ・ お妃様 ・ 占い師です。
お話は・・
人間の猟師に我が子を殺されてしまった母親のトラは、
その憎しみから人間のいる村を襲うようになったのです。
怖いトラ
村の多くの人々は、恐怖に怯えていました。
そこで、占い師に「どうしたらいいか?」占ってもらうと、
「トラの怒りを抑えるには、この国の幼いウェン王子をトラに差し出すしかない」と言われるのです。
そして、王は幼いウェン王子を森の奥に置き去りに…
トラは王子を見つけ、果たしてどうするのか
この絵本の表紙の絵
トラの口の中にウェン王子がいます
えっ!?トラに食べられちゃうの?
・・・・
これ以上書くとネタバレになってしまうので書けませんが、
涙無しでは読めない感動作です。
この物語は、作者が中国の殷王朝時代に作られた青銅器に惹かれ、
パリのセルニュスキ美術館に所蔵されている<雌トラ>という青銅器から着想を得て作られたお話みたいです。
全ての登場人物が愛に満ちあふれています。
読んでいる人を安らかな、優しい気持ちにさせてくれ、大人でも感動します。
読んでない方は、是非手に取っていただきたい一冊です
6年生、みんな真剣に聞いてくれましたよ~
来月は5年生です
次は、紙芝居でも読もうかな
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またまた
【オーディオブックの新作のご紹介】
いつもありがとうございます
今回のお話は、音楽をテーマにした素敵なお話で、途中音楽のセッションが入ります。
豪華ですよ~
約40分のお話です。
お時間あるときにご視聴いただけましたら幸いです
それでは、
寒くなってきましたので、ご自愛ください~