お彼岸の間中、燃え上がるように咲いている彼岸花
お彼岸が終わると、花も終わってしまいます。
なので、最近は真っ赤な彼岸花もあまり見かけなくなってしまいました。
あっという間ですね。
彼岸花は、葉っぱも出さずいきなり花を咲かせ、1日に10センチも15センチも茎を伸ばして、あっという間に50センチくらいの高さになるそうです。(「ひがんばな」の絵本から)
墓地などにあるイメージが強く、花壇に植えてあるのはあまり見かけないけど、まとまった彼岸花の赤は周囲を華やかにしてくれますね。
彼岸花には、白や黄色もあるみたいで、別名が多いことでも知られています。
怖い名前だと「死人花」「地獄花」…など。
これ、聞くと怖い花のイメージが強くなってしまいますね
でも、そんなことはなく、めでたい前兆と言われている「曼珠沙華」という別名もあるのです。
「ひがんばな」
甲斐信枝
福音館書店
この絵本は、彼岸花の知らない事を、分かりやすく紹介しています。
オススメです
そして、彼岸花で思い浮かべるのは、
新美南吉の「ごんぎつね」です。
このシーン↓
「墓地には、彼岸花が赤いきれのように咲き続けていました。と、村のほうから、カーン、カーンと鐘が鳴ってきました。葬式の出る合図です・・・」
毎年、新美南吉資料館では、「ごんの秋まつり」を開催して、近くの矢勝川では真っ赤な彼岸花を見ることが出来るそうです。
しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、このお祭りも中止だそうで残念です。
と言うのも、今年は秋祭りに行こうと思っていたのです^ ^
しかし、緊急事態宣言も解除されないし、無理かな・・と思っていた矢先、このお知らせを知りました。
来年は、行けるといいな。
「ごんぎつね」朗読のYouTubeはこちらです。
さて、
私が参加している「言葉の花束」のオーディオブックですが、
前回の「煙突の上のコンペイトウ」シリーズ第二弾が公開されました!
「魔女のツリーハウス」
今回も映像と音楽など、とても癒やされます。
お話は、なんとドラキュラ一家が出てきます
でも、怖くありませんよ〜
わたしはナレーションを担当しています。
約35分のお時間です。ご視聴いただければ幸いです。