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小川未明・作
「おおかみをだましたおじいさん」

【どんなおはなし?】
山で炭焼きをしている息子が食料がなくなる頃なのに帰って来ません

おじいちゃんは心配して、自ら息子のところに行きます。
息子は明日帰るつもりだったと言い、とても元気でした

喜ぶおじいさんと息子は話を楽しみ、
暫くすると雪が降ってきました。
父親を雪の降る中へ帰すのを案じた息子は、泊まるようにすすめますが、おじいさんは、やる事があると言い、雪の中を帰ります。
その帰り道…

父親は、やはり泊まればよかったと後悔します。
さて、どんなことがおこったのでしょうか⁉︎
そして、最後は思いもよらないことが

息子は親を思い
親は息子を思い
心温まる話のようですが…
「老いては子に従え」と言うことかもしれません。
この、「老いては子に従え」ということわざ。

由来は仏教・儒教の古い理論で、三従(幼少時は父兄に、結婚したら夫に、夫の死後は子に従うこと)の一つで、仏教や儒教の教えとして女性が守るべきものとされていたそうです。
現在では男女関係なく、老人のあり方を言っていますね。
お時間あるときに聴いていただけたら幸いです
