今日は3年生の読み聞かせでした。

4月からは4年生になるので、そろそろ芥川龍之介もいいかな

と思い、紙芝居の「くもの糸」を読みました。

 

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芥川龍之介というと小学生には難しい感じがしますが、この紙芝居は、絵がこわ~く描かれているので子供たちにとっては興味津々。

 

 

絵が怖いんです~

 

この絵は画家の諸橋精光さんが描いた絵ですが、諸橋精光さんは画家であり僧侶の方で、原文のリズムをこわさないような絵を描かれるらしいです。

地獄の底に「くもの糸」が下がっているシーンなどは、地獄の寒々とした空間を想像させ「くもの糸」だけなのに素晴らしい絵です。滝汗

 

一応最初に、子供達に絵が怖いけど大丈夫?と確認しました。

しかし、子供たちは見たい見たい!と。

怖いの大好きなんですね。

 

お話も分かりやすく書かれています。

 

このように、純文学も紙芝居や絵本を通して楽しく入っていくとイメージが変わり興味が湧いてくるのかと思いました。

 

中学生になって芥川龍之介の作品に出会った時に、この紙芝居を思い出してほしいですね。

 

そして、

 

そこで終わるはずが…

 

10分余ったので、あと1冊と思い、

 

取り出したのが

 

「明日もいっしょにおきようね」

 

 

やめておけばよかったのです…

 

時間が少しだけ過ぎてしまったのです。
 
この話は、実際にあった話です。
犬や猫を処分する話。
朝から残酷な話は止めた方がいいかなとも思いましたが、昨年度の5年生か4年生で、この本がとても好評だったんです。
それに、実際にこのようなことがあるんだよと現実から目を背けないでほしいし、生き物を大切にしてほしいという意味を込めて読みました。
でもこの話の主人公の猫ちゃんは最後助かるのでホッとします。
 
この本は、普通に読めば多分20分くらいかかってしまうのかもしれません…
(家で黙読だけで、時間を計ってきませんでした。)
私はそれを、終わらない~💦どうしよう~💦と、
後半は所々抜かして13分くらいのスピードで読んでしまいました。。
 
先生も後ろで聞いてらして、本当に申し訳なかったです。
もっとゆっくり、きちんと読んであげたかったお話でした。