昨日、今日と2日続けて怪談話を聴きに行きました
まず、28日(金)は、「あかずの間 百物語」
会場は神田の書店のイベントスペース。
入るなりお線香の匂いと、何やら怪しげな半紙に炭で書いたお札のようなもの・・
案内の方は、喪服
入るなりぞくぞくっと
いざ始まると、出演者は黒い布を被って、りんを鳴らしながら登場。
ぞくぞく。。
4人の出演者が順番に怖い話の朗読に入りました。
一番怖かった話は、「阿刀田高の迷路」
大雪の日に庭にある井戸を落とし穴に見立てて雪を詰めた。そこに近所であまり見かけない少女がやってくる。面白がって井戸の方に誘うと、少女は呆気なく井戸に落ちてしまった。
雪が溶けたある日、恐る恐る井戸を覗くと少女の姿は消えていて・・
きゃ~こわい
帰りには、お清めの塩をいただき、家に帰ってからちゃんとお清めしました~
そして、今日29日(土)は、「耳なし芳一」
300人入るホールを真っ暗にして、ロウソクを2本だけ立てて話始めました。
ホールは満席。ほとんど即日完売。
伊藤哲哉さんの一人語り。
伊藤さんは、2001年より語り琵琶「耳なし芳一」で全国を語り歩いているそうです。
他に、映画や舞台などで活躍されていますけれども、薩摩琵琶と共に語る「耳なし芳一」は素晴らしい。
語りも素晴らしいけれども、薩摩琵琶がとても上手で、途中音楽ライブかしら・・
と思うほど演奏に聴き入ってしまいました。
怖かった~けれども、演出、演技力、演奏力がとても素晴らしくて、
良いものをみさせていただき満足でした。
これも始まりは、りんの音からでした。
り~ん り~ん
2日連続の怪談は、今年の夏を涼しくしてくれる出来事でした~
おばけ~