とある平日の夕方。
晩ごはんの仕上げをしようと、
いつも通りキッチンに立った。
……なのに。
身体が、全く言うことを聞かない。
理由の分からない重だるさ。
ゾワっと背中を這う寒気。
「あ、これ…やばいやつかも」
倒れている場合じゃないのに。
そう思った瞬間、
一気に不安が押し寄せてきた。
【🦠嫌な予感ほど、よく当たる】
最近また、
インフルエンザが流行ってるらしい。
テレビでも、
園のママ友との会話でも、
何度も耳にした話題。
「行事前だし、もらってこないといいよね〜」
なんて、
まさにその日の昼間に話したばかり。
その数時間後に、
自分の身体に異変を感じているなんて。
タイミングの悪さに、
笑うしかなかったけど、
内心は、結構焦ってた。
【👨私が倒れた日、家はゆる〜く回っていた】
私が平日に発熱し、
夫が仕事を休んでくれた。
園の送迎、洗濯、掃除、晩ごはん。
夫のやり方で
家はちゃんと回っていた。
……ただし。
さっきまでジーパン姿だった夫は、
暑いのか、
下着姿でリビングをウロウロ。
洗濯物を干しては休憩。
動画を見てケタケタ笑い、
思い出したかのように起き上がって掃除機をかける。
でもその姿を見て、
なぜか少し安心している自分がいた。
【🎀5歳長女の髪が、結ばれていた】
夕方、子どもたちが帰宅。
「ママ〜、ただいま〜!」
いつも通りの声。
いつも通りの光景。
……の、はずだった。
朝、私が結んであげられなかったはずの
5歳長女の髪が、
なぜか整っている。
ママ「え?それ、どうしたの?」
5歳長女「朝ね、パパが結んでくれたよ」
しかも、
ちゃんとツインテール。
「私がいなくても、大丈夫だったんだ」
そう思った瞬間、
ここで一気に胸がいっぱいになった。
夫がここまで髪を上手に結べるとは
思っていなかったから。
しかもいつもボサボサの髪型で帰ってくるのに、
そんなに乱れてもなかったし。
えー!パパすごいじゃん。
【👩母じゃなく「私」として行く病院】
結果は、
コロナもインフルも陰性。
心からホッとした。
気づけば、
この病院には何十回と来ているのに
「自分のため」に来たのは久しぶりで。
受付で診察券を出した瞬間、
一瞬、
「また子どもの熱だっけ?」と錯覚した自分に
ちょっと笑ってしまった。
無意識に、「母の役割」で動いていたんだと思う。
あぁ、
私はずっと、
"母として"ここに来ていたんだな。
【👩夫よ、感謝しているぞ】
無理しているつもりは、
本当になかった。
でも、無理していない"つもり"なだけだった。
それでも文句ひとつ言わず、
当たり前みたいに全部引き受けてくれた夫。
今日はそのお礼に、
夫の大好きなコーラを
少し多めに買って帰ろうっと。
結婚して約10年。
困った時は、いつも一番に助けてくれる。
今回もどうもありがとう✨
はぁ……。
やっぱり、健康が一番だな。
そう、
しみじみ思わされた出来事でした。