日陰者 再会! | 日陰者(風俗スタッフ物語)

日陰者(風俗スタッフ物語)

風俗業のスタッフ(日陰者)として生きてきた俺の経験をつづって行きます!
基本、俺の唯一尊敬出来た店長の
気まぐれでヤリっぱなし!でもとてつもない売り上げをキープしていた店長の話になると思います

お子さんとご両親、再会出来ました!


良かった!


「あの、助けてくれた皆さんは?」


みんな避難所にテント張って野営します。


それを聞いて、お母さんお子さん抱いて泣き崩れました…


お父さんも、涙流しながら


「ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!」


何回も…


「ひとつ、お伺いしていいですか?」


どうぞ。


「皆さんはどういった?

自衛隊も来れないと言った場所を

雨の中来てくれて…

あのお2人が来て来れなかったら

息子はもしかしたら…」


民間のボランティアですよ(笑)

ただかなり危険な救出でしたので、自衛隊や警察には許可が下りないでしょうね。


「ありがとうございます!

施設も凄いから…」


確かに、他のボランティアと規模が違いますね(笑)

国際的に活動してるんで、世界中にスポンサーがいますんで(笑)


「それで外国の方も!

本当にありがとうございます!

集落のみんなも、助けて頂けるんでしょうか?

みなさん、この子を本当に心配してくれてたんで!」


昨日の計画でお話しした通り、みなさん救出します!

避難先なるべく皆さん同じ施設に入れる様、いま調整中です。

出来れば、顔見知りの方がいた方が、精神的に安心出来るでしょうし。

皆さんが揃うまで、この施設で過ごして下さい。

部屋は狭いんで、隣り合った部屋を用意します。


「ありがとうございます!ありがとうございます!

でも私達、お金が…」


必要ありませんよ(笑)

もちろん避難先も!

今日はご家族でしっかり食べて!

元気を取り戻して下さい!

お風呂も沸いてます。

赤い札のお風呂へどうぞ。

青い札は、支援から帰って来た連中が使いますので。


「お風呂も!いいんですか?」


どうぞ(笑)

下着や衣類も物資に有りますし

もちろん子供用も揃えてます。

好きなのをどうぞ(笑)

ゆっくり温まって下さいね!

私はまた業務に戻ります。


馬息子に3人の案内を頼んで、指令車に戻りました。


救出部隊は全員、避難所に到着してます。


馬爺、馬姐も!


「バイク、走りやすくなっとる!

よう1日でつくれたな!」


まだ全部は終わってへんそうですが


運搬車が走る分には、危険を最小限には抑えられてるそうです!


でも避難所周辺は雪が落ち出したそうです…


雪が積もったらどうします?


大佐に聞いたら


「除雪しながら進む。

中佐の指示で、落とした枝や木を、道に敷く様に置いとるらしい。

その上をキャタで踏んで運搬車走らせとるから

道もある程度の補強にはなっとるねんて。

山でサバイバルしとったおっさんは

違うわ!(笑)」


訓練言うても、ナイフ1本で山でサバイバルしてたおっさんですから!(笑)


雪、あんま積もらへんといて欲しいです!


今日のパトロールにも影響しますし…


昨日のパトロールは、やっぱ予想通りやったそうです!


「どいつもこいつも逃げて行きましたけど

途中で遭難してるかも知れませんね(笑)」


逃げたんやなくて、踏みちゃんこにしてリリースしたハズ(笑)


顔写真と車の写真撮ってますからね…(笑)


上半身、裸に剥かれた写真も(笑)


暖かかった言うても、気温1桁の雨の中(笑)


上着があっての話ですから(笑)


でも、どいつもこいつも若い!


ほとんど20代!


親はどない教育したんや!


特定完了したら、親に責任取ってもらいますかね!


今日のパトロールは、救援隊を待機させておく事になりそうです。