桑田佳祐の特集雑誌「Pen」買いました!
この雑誌、ハイソな高級雑誌という印象でしたが、1ページ目から、PRADA、LOUIS VUITTON、VACHERON CONSTANTIN…とブランドが。




実は夏風邪ひいてしまって、熱も出て、目もショボショボしてましたが、とりあえず1ページだけでも…と開いたが最後。


全部読んでしまいました。しかも体調良くなったような(笑)





クリエイターが語る、心に刻まれたこの一曲。
というコーナーがありまして、17人もの人たちに選んでもらってたんですが、サチモス(Suchmos)のYONCEが「ROCK AND ROLL HERO」選んでたのはビックリした。でも嬉しいな、今期待のグループにリスペクトされるのって。あんまりコラボとかしないからなぁ桑田さんは。このあたりが人見知りっぽい。





そういえばYONCEさんは、ユーミンのラジオ番組でも、影響受けたアーティストにサザンオールスターズをあげていました。そりゃ茅ヶ崎生まれだから当然ですが、とユーミンの目の前であることに気づいたのか言い訳っぽく(笑)





その他は、「Pen」出演経験のある人が多いみたいで、いつも桑田さん系統によく出る人ではなかったので新鮮でした。





その中でも、ヨシダナギさん。
あ、クレイジージャーニーの人だ!と気づきました。いつも体当たりで少数民族に密着して、写真の被写体になってもらうよう交渉する。女性ですが、仲良くなるためには裸になることもいとわないまさにクレイジーな方です。 
「東京」選んでましたね。





私はしばらく一人旅に出ていたのですが(またいつか紹介します)、その間に録りためていたハードにクレイジージャーニーがあったので見ましたら、ちょうどヨシダナギさんの回でした。





アマゾンで、まだ1974年に発見されたばかりのエナウェネ・ナウェ族という民族に突入されてました。





拍子抜けするくらい人なつっこい民族で、いろんな儀式や生活、食事などを紹介してくれたのですが、男性ばかりで女性がいないことに気づきます。女性はシャイな人ばかりで逃げてしまいます。





そこで、またヨシダナギさんは自ら裸になるのですが、それで一気に解消。基本的に人なつっこい族だから、女性もすぐ仲良くなり、表に出るようになりました。





そこで、すごく印象的なインタビューがあったのですが、



何をしてる時が1番楽しいですか?
の問いに、






毎日毎日が凄く幸せで楽しいから
「何をしてる時?」って聞かれても困っちゃうわ




ときました。


やられましたね。素晴らしい。





画像貼り付けだけでは伝わらないと思いますが、しぐさもとても可愛らしくチャーミング。そして、この民族独特の美意識もあります。





こんな風に即答できる先進国の人って、どれくらいいるでしょうか?



そんな民族ですが、最近は白い肌に憧れたり、反抗期の男の子の中には、オシャレの基準が他の街に行く機会が増えてから変わってきたらしく、自分たちはダサいのでは?と思ってきてるようなんです。

これらが悪影響にならなければいいのに、とか思っちゃいました。





いろいろ考えさせられましたね(^^)


昨日8月6日は、広島の原爆記念日。

8月9日は、私が生まれ育った長崎の原爆記念日。父は被爆者、私は被爆2世になります。





以前、福山雅治が被爆2世であることを発言すると大反響がありましたが、これには本人もビックリ。私もビックリしました。


長崎では当たり前…(笑)






これ、去年もブログで書いたような……
だから、核を浴びた街だとか、あまり他人任せに考えないほうがよさそうですよ(笑)





みんなで真剣に考えましょう。

だんだん戦争が、二次元的に見えてきて、痛みが伴わなくなってきてる。

まだ、戦国時代の武士の刀で切られて、血がバーーッと噴き出すような感覚がもっと恐ろしいのではないか?




ヤクザ映画みたいに、指をつめられるほうがもっと怖いのでは?





近くで背中がケロイド状態になってる皮膚を見たり、雷が鳴るといまだに耳をふさぐ人が身近にいたりしたら、少しは痛みを生々しく感じることがあります。そんな実体験された方々ももう80才以上。やはり私たちが伝えなきゃですね。















さ、大人のJ-popカレンダーも8月を紹介できるようになりました。やっと追い付いた。
間に合わせたのには訳があります。






DISC 1     平和の歌


1、僕たちの将来 / 中島みゆき

2、A NEW STYLE WAR / 浜田省吾

3、戦争を知らない子供たち / ジローズ

4、戦争は知らない / ザ・フォーク・クルセダーズ

5、教訓 Ⅰ / 加川 良

6、あの人の手紙 / かぐや姫

7、さとうきび畑 / 森山良子

8、島歌 / THE BOOM

9、一本の鉛筆 / 美空ひばり

10、坊や大きくならないで / カルメンマキ

11、拝啓大統領殿 / 高石友也

12、死んだ男が残したものは / 大竹しのぶ×長谷川きよし

13、リリー・マルレーン / 元ちとせ

14、オーティスが教えてくれた / 忌野清志郎

15、最後のニュース / 井上陽水






8月は何がテーマなんだろ?と思ってたら平和について。さすが。どうしても戦争が引き合いになってしまいますが。
いくつか、解説を抜粋しますね。キレッキレですよ(笑)







「A NEW STYLE WAR」
大状況を真っ向から歌うという意味ではこの曲の右に出るものはないかもしれない。アルバム「J.BOY」の一曲目。
私も初めて聴いた時ビックリしたなぁ。






「戦争を知らない子供たち」
団塊の世代というのは、戦後の歴史と重なり合う。作詞、北山修     作曲、杉田二郎ともに1946年生まれ。上の世代が戦争経験者という断絶が、お手本なき世代、となった所以でもある。1970年の大阪万博で歌われたこの曲は、そんな世代の歌だ。世界に戦火が絶えない中で「知らない」と言ってしまって良いのか、というのが杉田二郎の自問だった。でも、日本の子供たちが永遠に戦争を知らない子供たちであることを願うばかりだ。






「教訓 Ⅰ」
団塊の世代というのは、最初の戦後生まれの世代。二度と戦後をしてはいけない、親の世代の過ちを繰り返さないという教訓がある。フォークソングは自分達の歌がないと思っていた彼らが中心になったムーブメントだった。(中略)戦わない優しさ、の歌の代表的な歌だ。






「さとうきび畑」
夏の暑い日、沖縄のさとうきび畑で誰かが何かをささやいているような不思議な感覚に捕らわれたことがある。(中略)太平洋戦争で唯一の地上戦の舞台となった沖縄。父をなくした少女の悲しみ。米軍が沖縄に最初に上陸した読谷村に歌碑が建っている。






◎「一本の鉛筆」
実を言うと「平和の歌」はこの曲を念頭に選んだテーマと言ってもいい。1974年、広島平和音楽祭に出演する時に作られたもの。8月6日の原爆投下について歌われている。
当日、美空ひばりは「あの日の広島の人はもっと熱かったはずよね」と冷房の控え室を固辞して、猛暑のステージ袖に居たという。彼女も横浜の空爆を経験している。1988年、東京ドームの後も同音楽祭でこの歌をうたった。史上最大の歌姫が、こういう歌を歌っていたということを知ってほしい。






「坊や大きくならないで」
親が子供を育てるのはその子に自分達とは違う未来が待っていると思うからだろう。もし、大きくなったとしても悲しい結末が待っていると分かっていたらどうだろう。60年代後半の泥沼のようなベトナムで歌われていたのがこの歌。

……もちろん、戦争がイヤなのは世界共通ですよね。




以上、他に興味があれば、ぜひこのCDを手に取ってください。なんか、業界のまわし者みたいですが(笑)、純粋にオススメしてるだけですよ(^^)

DISC 2はまたの機会に。












世界にはきっと、戦争に好戦的な人たちなんていません。その国の一部の人たちだけです。なんで巻き込まれなきゃいけないんだろ?





男の子に、ミサイルが飛び出るロボットのおもちゃを渡して、「絶対発射させちゃダメよ」と言っても、ムズムズしてすぐ発射させるはず。男ってそういう本能がある。。






































今日は、ひたちなか市で開催されている「ロッキングオンジャパン」の野外フェスに、桑田佳祐が出演してるんですよね。

見たいけど、微妙なんです、野外フェスは(笑)





福岡では、「ハイヤーグラウンド」というフェスが恒例ですが、昔、スタッフをしたことがあります。




真夏の暑い日に、準備を朝5:00くらいから始めて、終了が片付け等入れたら夜中1:00過ぎまで。






そのままバスに泊まって、また5:00から。思い切り汗かいて風呂にも入れず、また暑い中作業。地獄でしたね(笑)






チケットのもぎりとか、誘導とかもするんですが、やはり舞台転換や重いものを持つ作業が体に響き、つぎつぎと倒れていく人続出。

暑くて空気が陽炎のように揺れて見えるくらい目にもきて、まるで地獄絵図。サバイバルゲームと化していました。






途中、見廻りの人が、水を汲んできて、頭からかけてくれるのが唯一の楽しみ。喉カラカラ。肌ジリジリ。アーティストが見れると思ったら配置がかけ離れすぎて、歌も聴こえない。あぁ〜……みたいな記憶がよみがえる訳です。

なんだそりゃ。今はもう、そんなひどい勤務させないでしょうけどね。
いつも野外フェスと聞くと、思い出してしまうんですよ。




フェスに行ったら、そんなスタッフがいることも気にかけてあげてくださいね(笑)











さて、今回は、大人のJ-popカレンダーの7月版のCDを紹介します。



DISC 1     夏の歌


1、secret base〜君がくれたもの〜 / ZONE

2、夏が来た! / 渡辺美里

3、暑中お見舞い申し上げます / キャンディーズ

4、燃えろいい女 / ツイスト

5、世界でいちばん熱い夏 / プリンセスプリンセス

6、真夏の出来事 / 平山三紀

7、真赤な太陽 / 美空ひばり

8、青い瞳のステラ、1962年夏… / 柳ジョージ&レイニーウッド

9、夏休み / よしだたくろう

10、二人の夏 / AIDO

11、夏の日 / オフコース

12、君は1000% / 1986オメガトライブ

13、夏を抱きしめて / TUBE

14、Runner / 爆風スランプ

15、何も言えなくて…夏 / J-WALK

16、夏の終わりのハーモニー / 井上陽水・安全地帯







DISC 2     海の歌


1、カナリア諸島にて / 大瀧詠一

2、青い珊瑚礁 / 松田聖子

3、モンロー・ウォーク / 南佳孝

4、海にまつわるエトセトラ / PUFFY

5、シーサイド・バウンド / ザ・タイガース

6、白いサンゴ礁 / ズー・ニー・ヴー

7、夏の日の想い出 / 日野てる子

8、僕の大好きな場所 / 吉田拓郎

9、湘南 My Love / TUBE

10、炎天夏 / 湘南乃風

11、ワダツミの木 / 元ちとせ

12、海へ来なさい / 井上陽水

13、夕陽が泣いている / ザ・スパイダース

14、想い出の渚 / ザ・ワイルドワンズ

15、海 その愛 / 加山雄三





なんとなく知ってた歌も、こうやってじっくり聴くと、いいもんですね。




爆風スランプの「Runner」は、88年のシングルで、抜けていくメンバーに向けて書かれた曲だったそうだ。知らなかった。



TUBEがアマチュア時代のバンド名は、パイプライン、だったそうだ。意味が同じみたい(笑)



大ヒットした、ワダツミの木。ワダツミとは、日本神話に登場する"海の神"。あまりに人を好きになってしまった女性の物語。夜の海はいろんな記憶を飲み込んでいる。その中には神々の恋物語というのもあるのかも知れない。



海へ来なさい、は井上陽水に最初の子供が生まれた時に盟友の星勝が贈った曲に詞をつけた。



……等々、田家秀樹さんのいろんな解説もさりげなくついています。


改めて、オススメですよ(^^)