ビッグベンを背景に
浮かれポンチの私。(風に吹かれてオールバックみたい)



どういうことが知りたい方は、①、②をお読みください。




ハッピーなブログなんて見たくないあなた。

最初だけですよ。安心してください……(;_;)

他人の不幸は甘い蜜 
by「サイテーのワル」桑田佳祐









ロンドンフリータイム

やった、やった!
あの彼女と4時間は一緒だ!
このおじいちゃんの存在は気になるが。

私、彼女、おじいちゃん、添乗員さんの4人。





添乗員さんは、私より3〜4才上の女性。
添乗員としての仕事から少しは解放されたのか、気軽に話しかけてくれる。しかし、やはり先日のおじいちゃんの勝手な行動が気になるらしく、責任を持って預かった格好だ。





……添乗員さんはずっとおじいちゃんといて欲しい。





さて地下鉄。



イギリスは日本語版に切り替えられ、ほんと助かる。ヨーロッパではドイツにもフランスにもありません。





切符を買う時、やはり添乗員さんがおじいちゃんで手こずっている間に、私はあの彼女とパッパッと操作を済ませ、お話し。いやー、おじいちゃん、いい調子(^^)





これから何度もこんなタイミングがあるのだろうか?楽しみしかない。





電車の中。
お話ししている人がいない。なんかしゃべりにくい。ていうか、添乗員さんが3人にたくさん話しかけてくる。





テムズ川を遊覧船で下ることになり、冒頭の「有頂天な写真」を撮ってもらう。あれ、絵画のように見せるアプリですよ。スゴいですよね。








途中いくつもの橋があり、写真を撮る。


その度に、彼女は写真に写らないよう気を遣ってくれるのだが、できれば写ってほしい。


あ、そうか、どさくさに紛れてシャッターチャンスはいくらでもあるではないか!





……とはいえ弱気な私は、写した時にバレた気まずさは心臓に悪いと思ったので、律儀に全部外した…(#後悔その1)(#真面目か!)




……と言いつつ、秘かに後頭部を撮った写真がある。(#本当それだけ)(#上の写真は別)






さ、気を取り直して、なんといってもタワーブリッジが見えてきたよ!特別に動画をお見せしましょう。



実はどさくさに紛れて彼女を撮ろうとしたが、まさかの後ろ側に回られてしまった。



カメラを右側にさりげなく移動したらいなかった無念さが伝わる動画でもある…。気づかれているのだろうか?





とはいえ、心のカメラに焼きつけられるよう、後頭部(またかよ)、ときどき横顔といった、ひとり彼女天気予報ごっこ。。





…天気と言えば、イギリスに来て6日目、風は強かったけど初めて晴れたかな?噂どおり、曇りの街だったな。










陸に上がり、改めてタワーブリッジの前で写真を撮ろうとしたら、添乗員さんが、

「3人で撮ってあげますよ」



ナ!ナ!ナーイス!!!



おじいちゃんは要らないが、彼女の顔をおさめられるこれ以上の自然さはない。





並ぼうとしたら、添乗員さん、

「あれ?○○さん(おじいちゃん)は?」




いない、、いないのである。

が、しかし、すぐ見つかった。頼むよマジで。




おじいちゃん、

「私はぁ、えー、1人でよろしいですかぁ?」


(な、何を言う!コラッ!)





添乗員さん

「じゃあ、1人1人撮りましょうかね。」





タワーブリッジを背景に、絶望を味わった。


この笑顔は偽物。




落ち込まないよう、ポジティブに考えた。

あのおじいちゃんは、私たち2人だけで撮らせるためにきっと発言したんだ!と。







ロンドン塔へ。



さすがに見ごたえはあったが、そんなの関係ねぇ。見ごたえがあればあるほど、彼女はそっちに夢中になるだけ。





会話も、
「スゴいですねー」とか、

あと、あと、なんだ!?   そんなもん!?……





落ち込まない。前を向いて進もう。





あ……時間が無くなったそうだ。




かけ足で、地下鉄まで行く。

おじいちゃんの感心するところは、このお年で足腰が異常に強いことだ。(どうでもいいことだ。)





あ、思い出した!

彼女との会話。

私「おっ、そこに何があるんですか?」
(とにかく何か話したい)


「おトイレです。」


「トイレかぁ」


「でも、古代のトイレですよ。写真撮ろうっと。」


「へぇ〜、撮ろうかな。」




あ、あと、
私「兵隊さん大好きなんですよ。あ、動いた!動画撮ろうっと。」


彼女、
「添乗員さん急いでくださいって言ってますよ!」


その場面


なんかなぁ、声も録れてないのか。








ピカデリーサーカスに、17:30集合。

乗り換えもかけ足。話しもできないじゃないか!




つかの間、彼女の揺れるポニーテールを見て癒されるくらい。ええわぁ。



そして、同じく揺れる電車を利用して、彼女に触れられないものかと一生懸命考えたが、答えが出ない。


腕を組んだまま、到着してしまった。




ここはピカデリーサーカスでも有名な広場。
映画でもよく見ますね。


フリー行動の人たちは到着していたが、オプショナルの人たちはバスが遅れているとの情報が。





近くにいた彼女に、

「そこ座ったところ、写真撮りますよ。」


「あ、お願いしまーす。ちょっと待ってくださいね。」




おめかしというか、髪をさわったり、洋服をしゃんとしたり、軽くその場所をウロウロしたり、なんだかよくわからないけど、しぐさが可愛いすぎるよー!ちくしょー!





預かったカメラのファイダー越しに見る彼女は、ピカデリーの天使だったよ。




最高の構図で撮りたくて、前後左右に動いたりした。少し照れてる彼女が (実は動揺してただけかも) たまらなくいとおしい。



これだ!と思ってシャッターを切った。
とたん、なんと涙が出てきた。




少し顔を伏せながら、「自信の一枚」と言って渡すと、彼女はすぐ確認して、


「本当だ、スゴく良いですね!」


しまった。伏し目がちで、表情が見れなかった。
6日間で一番心がこもった言葉に聞こえた。そうそう、あまり感情を表に出さない子なのだ。






「よーし、今度は私を撮って……」


○○さーん、こっち来てー。

信じがたいタイミングで彼女は呼ばれた。






手を伸ばしたままの先にあるスマホを見たのだろう。


「撮りましょう〜かぁ?」


振り向くと、おじいちゃんだった。

操作を教えるのにえらく時間がかかった。








私はあきらめない。リベンジだ!


先程の写真にもあった円になっている階段のところで、動画を撮りながら一周する。途中、絶対彼女が映るはずだ!




一周をスタートすると、まず消防車のけたたましいサイレンの音が鳴り響き、うるさくてしょうがない。(なんでや!)めげずに回ろうとすると今度はパトカーの音が!





気合いで止めずに回ろうとすると、さっきいたところに彼女がいない!いやいや、回っている間に見つかるはずだ。





その前に、自分が目が回りそうになったので辞めたが、後から確認すると、



執念で、彼女を捉えていた!

……ほんの少しだったけど。くるっと後ろ向いてしまったもんで。。




それはあなた、見せられませんよ〜
1秒くらいかな、でもあるのとないのでは、雲泥の差でしょ?





みんな揃ったので、夕食に向かった。

コテージパイ。おいしかった。

テーブルは、遥か彼方に離されてしまったが。





帰りのバス。

私がトイレに行って戻ったら、もうバスが到着していた。

バラバラだ。




帰りは意識的に、WALKMANでポリスの「EVERY  BREATH  YOU  TAKE(見つめていたい)」を聴いた。沁みる。




なんでいつもこうなるかな。。

噛んだガムのペパーミントがきつかったのだろう、車窓から見える夜景が滲んで見える。









私はこのブログを書いている時、彼女の姿がイキイキとよみがえってきます。
胸の鼓動も、あの時のようだ。




記事を辞めたくない気持ちが働くのか、いよいよ最終日を書くというところで、もうこれ長文でしょ?



すみません。④ を書くことにします。
私の思い出を鮮明に残す作業にお付き合いいただき恐縮です。100%真実の話です。嘘は残したくない。そして……気持ち悪いでしょ?(笑)







おまけ。

最終日は、お昼12:00にホテルロビーに集合。


それまでは自由です。


残念ですが、私はどうしてもビートルズ「アビーロード」のジャケットの写真のところに行きたくて、1人早起きして、さらにロンドンの街並みで歩きたいところがある。



彼女は親子で、行きたいところがあるようだ。ついていくのもおかしいし、少なくとも、アビーロードではない。。





「サラバだ。」






……でもなさそうよ!?

運があるのか、ないのか。





でも皆さんの期待は忘れていません。

ハッピーエンドではない結末。







ホテルまでのバスで聴いた音楽

「グレイテスト  ヒッツ」  ポリス

ホテルに戻ってから

「モーニング グローリー」  オアシス
(このジャケットの場所も、ピカデリーのソーホーにあるんだよな)





もはやストーカー目線か?
必死で彼女のほうの席を見ても、お母さんの肩あたりがかろうじて見えるだけ。。




バイバイ(^^;
























しばらく恋愛を遠ざけて、恋することに臆病になってしまったいい大人の、情けない考えや行動を見ていただきたいと思います。。







ロンドン編

旅行も最後の地区となり、いよいよロンドン中心部をまわることになりました。
もう仕事の意識はありません。最初から無理がありました。やっぱり分けてしないとね。





午前中は前回も言った通り、オックスフォードをまわって、午後からはまず「大英博物館」に全員で行きました。



2時間という短い時間でまわるにはとてつもなくデカすぎる建物。通常3日は必要とのこと。





みんなパチパチパチパチ写真を撮りまくる。
後でどうせそんな見ないとわかってても、貴重なものだとわかるとパチパチ…





何度、あの彼女をどさくさに紛れて撮りたいと思ったことか。でもバレるのが怖い。なんてこった。


それにしても、今日の彼女は特にオシャレだ。私もそうだがロンドン中心部になると何故か気合いが入る。





私が写真撮った展示物を後から彼女が撮るのは問題ないけど、私が後から撮るとそれだけで勝手にビクビクしてしまう。こんなにビビりだったっけ?自分の心の動きに失望する。





あと思い出したことがある。昨日お母さんを遠くから呼ぶ場面があったけど、最初は小さな声で呼んでいたが、聞こえないようだから大きな声を出した。

それが「お母さ〜ん」ではなく「○○さん〜」と名前で呼んだ。普段は「ママ」と呼んでるのが恥ずかしいから?そんなことはないだろ。なんだろうな?



なーんてどうでもよいことで頭が満たされてしまう。この旅行中しょっちゅうだ。








次は「コヴェントガーデン」



肝心なメインの景色は誤って消してしまった。





いきなり、自由時間が与えられた。
彼女は親子で回りたいところがあるようだ。それもブランド店が集まってるところかな?

添乗員さんの街の説明を聞いているしぐさでなんとなくわかった。そんなところまで見ているとは、つくづく自分は気持ち悪い。





どこかで出会えればなぁくらいに思いながら歩いたが、まったく出会えず終了。

ここでは、総勢25人中の1人(80才)が集合場所に戻らずみんな焦ったが、なんと彼女が遠目で見つけだし、駆けつけて連れてきた。

…ただそれだけだが、一生懸命探していた成果だと思うと、ええ子やな〜って思ってしまうのはもう病気レベルだろう。







夕食。フィッシュ&チップス。食べてみたかったし、実際おいしかった!しかも、相変わらず彼女たち親子と違うテーブルだったけど、座る位置が近かった!

…まぁそれだけだけど、食べてるところを近くで見れるだけで距離が縮まった気がした。(幸せな奴だ。鼻にトンボが止まるよ)





それと、そこから帰るバスの中。
実は座る場所も、いつもオッチャンに指示されて(なんなんだよ!)座っていた。食事のテーブルを囲う4人で。


とにかくオッチャン、いつもバスに乗るのが早い。


私がバスに乗ると、「ここだよ!」とオッチャンに後ろの遠くの席から指さしていた。


しかし、3列目あたりに彼女親子の姿が見えた。そのすぐ後ろが空いていたのを見て、初めて指示を無視して座った。見えなかったふりをして。





いやー、後ろから頭が見えるだけで幸せ。(本当、幸せ野郎だ、鼻に蝶々が止まるぜ)
ずっといとおしかった近くの席。


宿泊場所のウェンブリーパークまで1時間だが、それこそ初日のように4時間でも走り続けて欲しかった。




その時、WALKMANで聴いていたのが、フィル・コリンズの「YOU'LL  BE  IN  MY HEART」
ディズニー映画「ターザン」の主題歌。今でも頭の中、この曲がよく鳴ります。。




なんとなく、風向きが変わってきたことは、この時まだ気がついてませんでした。



ウェンブリースタジアム






6日目。(ラスト2日)
朝食。
昨晩、7:00には会場にいるから、と言い残して去っていったオッチャン。




それならばと、寝坊したと見せて7:15頃朝食会場に行くと、オッチャンがすぐいたが、テーブルがいっぱいになっていた。





オッチャンが
「遅いから席、無くなっちゃったよ」

まわりを見るとあの親子のところが空いている。





「じゃあ、自分はあそこに行きます。」
と嬉しさを噛み殺しながら(笑)そのテーブルへ。


「ここ、いいですか?」
「あ、どうぞどうぞ。」


積極的じゃないか!いいぞ!





胃袋が果てしない宇宙になったかのように、いくらでも入るしおいしい。6人だったから完全に3人ではなかったが、逆に全員に話をふるとわざとらしくなかったので、雄弁に口がまわるまわる。いつもの営業やってるみたいだ。





わちゃわちゃ盛り上がって、後に他のテーブルから、「朝から笑い声が絶えなかったね。今度はこっち来てよ」なんて言われた。(どんだけ上機嫌だったんだよ。)






途中、フルーツとヨーグルトを取りに席を立ったら、彼女も偶然後から取りに来て、もう勝手にカップル気分だった。いや、目が合ってニコッとしただけど……いいんです、それまでの5日間とエライ違いだ。





それと、今日はいつもの素敵なストレートの髪ではなく、ポニーテール。このポニーテールがまたたまらない(笑)     なんでこんなにステキなんだろう。なんなんだ君は(*^^*)





気がついたのが、彼女はスゴく食べるということ。テーブルでそのことを伝えるとキャッキャ笑ってくれた。さらにパンを食べようと席を立ったらまた彼女も取りにくる。いやほんとよく食べるなぁなんて。










さて、午前中は、「バッキンガム宮殿」
旗が上がっていたので、エリザベス女王が在館してるらしい。



見たい兵隊がいて嬉しかった。


動いたので(笑)動画を。




国会議事堂。ビッグベンは改装中らしく、残念だったけど、もう少ししたら時計も見れなくなるかも知れない。不幸中の幸いかな?



さらに、「ナショナルギャラリー」
昔、絵画関係をやってたので、アピールポイントになるかと思いきや何もなく終了。ここはもっと回りたかったな。







他ちょこちょこ回り、ランチ。

ロンドンの中華街で、中華料理。











さて、午後からは夕食まで自由行動。
本来、この時間を使って仕事を考えていたができなくなったので、どうしようかと。





オプショナルに参加する人が半分以上。
私は参加しないが、あの親子は……お母さんが参加か。一緒に回るのだろう。トホホ(;´д`)





あとは完全にフリーで回る人と、オプショナルは現地のガイドさんが案内するので、日本からの添乗員さんが別のルートを案内するという。



つまり、3パターンか。
フリーなんて、まだ怖いけど回りたいところもあるし悩むところだ。何より今さらオプショナルにも行けないから、親子にも会えないし。。ううっ(´;ω;`)





ギリギリまで迷った挙げ句
「添乗員さんについていきます。でも前半地下鉄の乗り方がわかったら、あとはフリーで回ります。」






みんな分かれていく。

添乗員さんについていく人は、3人だけらしい。自分と、あと2人は誰だろう?





あの彼女がまだいたので、わかってはいたけど話したいためだけに話しかけた。

「どこを選びました?」(なーんて)




「私、添乗員さんについていきます。」


「あ、私と一緒ですね…?」

(…ええっ!?)

(^o^)(^o^)(^o^)




彼女「じゃ、安心だぁ。」

と嬉しい言葉まで添えてくれたが、それはもう1人があの80才のおじいちゃんだったからだろう。目を離すとフラ〜っとどこかへ行ってしまうので監視しないといけない。





…なーんて余裕かましちゃって!

嬉しくてしかたない!

うれしい!たのしい!大好き!(by ドリカム)

まじか!?おい、おい、おい!

世界中のお花が開花しませんでしたか?







「でもお母さんは?」


「以前、ロンドンにいたことあって、街並みはもういいからって。私ももともとオプショナルを選んでたんですけど、私は初めてだから急きょ、添乗員さんについていこうかなって」




おー、間一髪だった。ラッキー(^^)




どうですか?

風向きが明らかに変わってきたでしょ?



ピカデリーサーカスで解散!





すみません、予想外に長くなってしまったので、ここから先は ③ で。





おまけ。
添乗員さんが、
「途中、ロンドン塔に入場したい人」

(まったく興味なし)


彼女「行きます!」


(えっ!?)
「私も行きます!」


添乗員
「途中、フリーになるって言いませんでした?」


「やっぱりロンドン塔なら入って見ないと」

ちゃんちゃん(^^)




この2日間で聴いた音楽

「A HEAD FULL OF DREAMS」  コールドプレイ

「Fossil Fuel 2枚目」  XTC

「シングルス 2枚目」  フィル・コリンズ

「Merged  Images」  村井秀清

くらいかなぁ。


村井さんのアルバムは、以前も紹介したことありますが、NHK「世界ふれあい街歩き」のサントラが半分くらい入っています。

この番組が好きな人は、この曲聴きながら街歩きしましたと言うと、きっと羨ましがるんじゃないかと(笑)




あと、前回はブログを公開した後、何回も訂正しました。特に読者登録していただいてる方には何回か通知がいくのかな?だとしたら申し訳ございませんでした。親子のお母さんが画面に入ってたり、いろいろ後でわかったもので。




この恥さらしの話…なんかすみません!でも100%真実ですよ!③に続く!




バスの中で、揺れる彼女の後頭部を見ながら聴いたフィル・コリンズの曲です。昔から好きな曲でした。





ではまた。幸せはいつまで続くのだろう。































イギリスから今日帰ってきました。

6泊8日のツアーに参加しつつ、部屋に戻ると仕事もし、自由行動の時間も有効に使おうと前回のブログでも書いたのですが……





年甲斐もなく、一目惚れした子がいたりして、集中できたなかったことを白状します…(^^;


今回は私の中の恋物語ということで…(*^^*)








さっき、「another sky(アナザースカイ)」の10周年記念番組を見ていて、次回からスタジオセットを世界的デザイナーの佐藤オオキさんに依頼したとか、合間のCMには山本彩とピアニストの辻井伸行が共演してたり、確実に横のつながりもできてきてます。良い番組はますます良い流れになっていきます。





いつも素敵な番組だなぁ、海外に行くとゲスト陣も開放的になるなぁなんて思ってたら、ロンドンの風景も出てきて、さっきまでいたところじゃんなんて、またあの彼女を思い出したりして。





録画してたNHK「わろてんか」も、主人公のてんと、運命的な出会いの人がぞくぞく出てきて、恋の話が膨らみます 。またあの彼女を思い出します。





これまた録画してたもので、銀杏BOYZ(峯田和伸)のライヴ。恋の歌を歌い続けたい、恋する事こそ最強。そんなワードが出てくる中でまたあの彼女を思い出します…。




もうヘトヘトで疲れきってるけど(笑)、何か吐かないと眠れそうにないし、まぁ…何かの落とし前(あきらめ)をつけるためにも書きますね。





いつもと違う文章になるから、読んでて突っ込みどころ満載になりそうだし、オッサンが何ほざいてるの?と言われてもいいです。思い出だから、自分のために残したくて。








さて、ツアーの初日、ロンドンに着くなり気分悪くなり立てなくなった子がいました。



(初日から可哀想。これから1週間どうするの)と誰だろう?と振り向いた瞬間!…もう勝手に恋に落ちました、具合悪そうな表情を見て(笑)





しばらく何年も味わってない感覚、免疫も無くなっていたので、破壊力抜群でした。






ほとんどスッピンでメガネかけていて、弱々しくしゃがんでいる子に何故?


頑張って立ち上がったらビックリ、私より少し背が高いかも。髪はストレートで長く、具合悪そうに猫背気味に歩く歩調に合わせて髪も鈍くゆらゆらしていました。



(何に惹かれてるんだ?自分)
理由もわからず、ドキドキしていました。





その子は、お母さんと一緒に来たようで、かばわれながらなんとか諸手続きも終わり、それからバスで約4時間、到着は夜中12時過ぎになります。またまた苦難が予想されます。総勢25名みんな思ってたと思います。

でもまぁなんとか到着。表情も少し緩んできたかな?










翌朝早く、ホテルの外で新鮮な空気を吸いたくて出ると、あの彼女を見つけました。モデル体型のような凜とした立ち姿で1人でいました。


もともとはコンタクトレンズなのかメガネではなく、少しメイクもして、ただただイギリスの深い緑を背景に、(今の君はピカピカに光って♪という)(このノリはやめよう…)映像を見ているようでした。(やっぱり惹かれるなぁ)





初めて話しかけました。

「今日はもう大丈夫ですか?笑」

「もう大丈夫です笑。昨日はすみませんでした。」




当たり障りのない会話。でもそれだけでも満足満足。立ち直ってよかったね。







まぁそれでもまわりの目もあるし、彼女にばかり話しかけるのは気を付けようと思いました。ただ60才以上ばかりの団体なので、色目で見る方は表立っていなかったような。





お母さまは柔らかい雰囲気。私は他の方々ともかなりコミュニケーションをとっていたので、流れでいつのまにかお話ししていて途中彼女のお母さんだったと気がついたくらい。


上品な方でもあるが親しみやすい。普通に彼女がいなくてもお母さんと話すくらいだった。が、私も気にしーなのか、彼女に近づくための手段のようにまわりに思われたらやだなと思い、やはり、距離感を大切にしようと思った。





湖水地方の街で、ピーターラビットの館があり、入場料を払って中を見ようとしたらその親子と3人になりそうだったので、狙ってると思われたくなかったから「興味ない」とか言いながら、グッズ売り場へ。
しかし小さなぬいぐるみを5つも買うという矛盾した行動になる。(姪っ子にも買うため)








ウィンダミア湖の遊覧船に乗り、最初は外のデッキから風景を見たくていたが、かなり寒くなり次々と中に入っていく。気がつくとその子ともう1人と3人になり、お母さんは先に中に入っていた。また疑われると勝手に思い、コーヒーでも買うかなと独り言言いながら中に入る。(コーヒーショップは早くも閉店してた…)





そろそろ皆さん、何か言いたいと思われてるのは百も承知です(笑)

勝手に意識しすぎてナーバスになってるのと、嬉しくてしょうがない学生に戻った気分なのです。本当、久しぶりなんですよ、こんな…。恥を覚悟で書いてますから。





でまた風になびく長い髪を押さえているしぐさが良くて(笑)、サザンオールスターズの「栞のテーマ」が頭をよぎりました。でもなんか…気疲れします…。いや、心地よい疲れかな。





その日の夕食は別のテーブルになり、何故かホッとしたりして。
これから6日間少しウザくなることになる(失礼)オッチャンに気に入られ、常に一緒のテーブルにお決まりの4人でいなきゃいけない不自由さにイラついたりもしました。








3日目の朝食、テーブルのチームが固まっていくのを感じ、少し焦る。いろんな人と話したい。あの彼女の親子とも話したい。





リバプール観光でした。
もちろんビートルズゆかりの「キャバンクラブ」やマシューストリート、アルバートドッグにもあるビートルズの記念館にも行きました。

入場料払って入ろうとすると後から彼女たちも来たので、これは私がついてきた訳ではないとまわりにアピールする間もなく、ほぼ一緒にまわることになりました。しかしイヤホンガイドをつけているため会話なし。









熱心に写真を撮ってるからビートルズも好きなのかな?お母さんも年代的に燃えていました。





少し暗い中で見る彼女は少し色っぽくも見え、洋服も昨日より特に脚のラインがピチッと見える黒と、上は黒と紫のニットで(いやぁ参ったなぁ)なんて思いながら、あまり日本語ガイドも頭に入らず空耳気味になり終了。





そういえば、第一印象の衝撃的なグロッキー状態でも惹かれたのは、不思議な品の良さで一本筋が通ってるところじゃないだろうか。どんな服装もスタイルがよいからハマり、品よく見える。(何言ってんだお前)





コンウィでお城観光。入場料払って…あ、また親子。あえて入らなかった。もういい加減気にしなくてもいいかと思うが、これだけかぶるのは好みが似てるのかな?なんて。




それで違うルートに行ったんですが、彼女はそのルートも気になってたみたいで、写真撮ってたのが私だけだったというのもあり、その写真を一緒に見る、というほんのひとときの至福を味わいました。(危なくなってきたなおい…)


それがこの写真。ギネスにも載っているという世界一小さなお家。






ホテルは変わり、バーミンガムへ。
夕食はホテル近くへみんなで行き、またほぼ同じ面子のテーブル。フラストレーションがたまってきた。そろそろわざとらしくとも会話しながら食べたい(できないくせに)。





4日目、シェイクスピアの郷へ。ホーリートリニティ教会までの美しい道で彼女を撮りたいな。実際はお母さんと撮り合っていたけど。







シェイクスピアの生家は興味示す人が半分半分。堂々と同じグループでまわり、少し会話。





可愛い街並みのコッツウォルズ地方へ。



上はバイブリー。はちみつ色の家が続き、

下はボートンオンザウォーター。



この街並みこそ、わざとらしくても良いから親子と3人で!……の思いもむなしく、オッチャンとタイミングが合ってしまい男2人で観光。はぁ。カップルにはすごくオススメの街です。






ホテルへ帰って夕食。またもオッチャンに呼ばれ、いつものグループで。なんで支配されなきゃならんのだ!でも思いやりからなんだろうけどね。









5日目、オックスフォードへ。
ハリーポッターゆかりとはここと聞いていたが、今回結局エージェントとは会えないことがわかり、普通に観光。勉強したのに。。



しかし、落とし穴が!
クライストチャーチには興味がなく入らなかったが、ここがまさにハリーポッターだとわかり愕然!甘かったぜ!(笑)




しかし神様は見捨てなかった。
今度は彼女が写真を撮ったからと見せてくれた。近くにきてふわっといい香りがした。





不思議だけど、気がついたらよく彼女は近くにいる。何気に私の方から近づいてるのかな。意識してないだけに怖い嬉しさだな。
で、覚えたワードを駆使してハリーポッター知ってますアピール。これは後に失敗へとつながった気が…。



オックスフォードの各カレッジが35も!
大学が35あると言っても過言ではない。完全に学生街。規模が凄すぎる。写真は雅子さまがいらしたというカレッジ。

ついでに、「不思議の国のアリス」のお店。


クライストチャーチに行った彼女は、このコースのこのお店に気づいたかな?






で、ついにロンドンへ。



おかげさまで、だいぶ落ち着いてきました。
時差とは言え、かなり遅くなりましたので、続きはまたすぐ書きますね。




実はこんなセンチメンタルな気分になってしまったのは、これからの展開のせいなんです。
ロンドン編、もっと詳細に書けるようにします。気持ち悪いでしょ?(笑)   もう自分のために書いてますから。






ちなみに、今回飛行機(ちなみに国内JAL、海外ブリティッシュエアウェイズ)、移動バスの中でロンドン手前まで聴いてた音楽。




「アビーロード」   ビートルズ

「1」                         ビートルズ

「マジカルミステリーツアー」   ビートルズ

「アトランティック クロッシング」   ロッドスチュワート

「バビロンアンドオン」   スクイーズ

「チェイシング イエスタデイズ」ノエルギャラガー

「フェイス」   ジョージマイケル

「Fossil Fuel」XTC

「グレイテストヒッツ」ペットショップボーイズ

「小さな恋のメロディ」  ビージーズ

「シングルベスト」  フィル・コリンズ

「The 12"Album」ハワードジョーンズ

「ベストオブ ポールキャラック」  ポールキャラック


80年代のUK曲ばかりだな。
しかも、曲名書いた後に寝ちゃってお昼に仕上げました(笑)
でもまだ感傷的だ。
本当に久しぶりだな……。


叩けばほこりが出る私のような男で、ただでさえ年齢差があるし、好きになる資格さえないだろう。でもこんな想いをさせてくれてありがとう。良い思い出にしたい。もう一章書かせてください。