先日は突然、リブログしてしまいました。



サザンオールスターズをワードにいろんなブログを見るのが好きなのですが、先日、







「これ、本当なの!?」







という記事に当たりました。

なんでも、個人の想い一つで企画から立ち上げ、
サザンを好きな人に、サザンの歌をステージで歌ってもらいたい!とのこと。しかも、代々木公園野外音楽堂と書いてある。




いやいや、大変すぎるでしょ。空中分解しそうな中途半端なイベントならサザンに悪いっしょ。なんて、ダークな冷めた目で見てしまった。




出演者も書いてあるぞ、素人の集まりに名前は必要ないでしょ、と思ってたらなんと!!!




おいおい、知ってる名前いっぱい、旬なアーティストも、オシャレな若いアーティストも、クオリティが半端ない!






この企画立ち上げた人は何者?




サザンが子供の頃から好きで好きでたまらなく、そのうちデザイナーになり、ついには桑田佳祐のアルバム「がらくた」のジャケットまで作った人なのである。
千原徹也さんという方だ。デザイナー集団・れもんらいふ代表のようだ。





この話は桑田佳祐本人にも伝わったみたいで、9/15のラジオ「やさしい夜遊び」でも桑田さん、千原さんの名前だして宣伝されてましたね。三ツ矢サイダー差し入れしようかな、とか言ってたけど(笑)




今回アミューズは絡んでないようなので、さすがに出演はないけど、桑田さん本人が認知したことに、このイベントの価値が爆上がりしたのは間違いない。




で、クラウドファンディングで出資を募集してたので、このイベント行けないのに、出しちゃいました(笑)




メチャクチャ嬉しいんです。少しのお金だけど、役立ってくれたら。




私、以前のブログで、サザンオールスターズの架空のトリビュート盤を作ったりしました。アーティスト名も解説まで入れて。しかも条件が、「サザンを本当に好きな人に歌ってもらいたい」。





まぁ、言うだけなら誰でもできる訳ですが(笑)、本当にやっちゃう行動力、スゴすぎると思いませんか?








さて、出演者の全てを知りたい方は前回のリブログで確認できますので、是非読んでください。

私的に気になるのは……






有名なサザンのものまね集団、いとしのエリーズがオープニングアクトで見れること。




スペースシャワーTV「がらくた」座談会に出演した話題の美人DJ  Licaxxx




最近ニューアルバム発売したきのこ帝国のvo佐藤千亜妃。実はちょっと前に知って、ラジオでいいなぁと思ってたらまさかの出演。




DJ やついいちろう、DJ ダイノジはお笑いとはいえ、音楽業界ではすでに有名。イベントも派手にやってますよね。DJ ダイノジさんは、ラジオの収録のチェンジ時よく桑田さんに出会うそうですよ。座談会にも出てました。桑田さんは伝説の作詞家の阿久悠に反旗を翻した人、とか独自の意見を言ってました。




LUCKY TAPESもセンスよい音楽やっててCDも持ってます。雰囲気はフリッパーズギターっぽいけど微妙に違います。まさかまさか。




DJ 小西康陽は元ピチカートファイブのいわゆる"渋谷系"を牽引した御大。桑田さんが在籍してた頃の青山学院大学にいてしかも同じ音楽サークルベターデイズにいたという偶然。ただたしか3つくらい下の学年で会うことはなかったみたいですね。やさしい夜遊びでも言ってました。




フレンズからはおかもとえみとひろせひろせ。新渋谷系?よく神泉系とか言われてるけど、以前たまたま聴いてセンス良いなぁと思ってたら、まさかまさか。月末の「サザンがQ」の決勝にも解答者で出演するほどのサザンフリークのようだ。




坂本美雨もCD持ってます。昔より自分で作るようになった最近のほうが好き。T-FM系列朝11:00からやってる「ディア フレンズ」は車の中で聴く機会が多いから、今回嬉しいな。究極の癒し系の声。両親の坂本龍一と矢野顕子はサザンに対してはどんな印象だろう?




SHE IS SUMMERはオシャレな若い子のアイコンみたいになってますね。エレクトリックな音で結構つかみが良い。アイドルみたいに可愛いしね。まさかまさか。




かせきさいだぁは、私の世代は結構知ってるのでは?
時々サザン関係で名前が上がることがあったので順当だし、どんなステージングなのか楽しみ(見れないけど)




安藤裕子も参加!普通にライブ行ってるんですけど。以前CD企画で「松田の子守唄」をカバーするという驚きのマニアックさで嬉しかった。




FLYING KIDSからは浜崎貴司。昔からサザン好きですもんね〜。懐かしい。見てみたい。




てな感じで、他の知らない出演者もサザンが好きで歌ってくれるのはありがたいですよね。最後はスペシャルバンドとかで、出演者が何人か出るんだろうな。




バンマスは昔サザンのサポートやってた根岸さんだから安心!

MCはMEGUMI。夫のDragon Ashのフルヤさんもサザンの大ファンだから、つながりがあるし。




人選が良く練られてますよね。でも客層がまったく読めない(笑)    各アーティストのファンがたくさん来てくれたら嬉しいな。




当日は出店もいろいろあるみたいで、お祭りみたいになるのかな?

行けないけど、出資の見返りにDVDがあるようなので、楽しみにしてます。




9月19日(水)16:00、代々木公園野外音楽堂ですよ。
無料ですよ。
皆さん時間作ってでも見に行く価値がありますよ。
行ける人は羨ましい!




福岡から行くにはあまりにも時間が、仕事が……
見に行った方、できうる限り、ブログに記事書いてください!ヨロシクです!   ←これが一番言いたかった!




きのこ帝国





LUCKY TAPES





フレンズ





SHE IS SUMMER




ではまた。
































※2曲ネタバレ、MC一部ネタバレ




題名にも書いたように、大事件が起きました。
いずれ、メディアにも発表されるのでは?





稲葉さん
「無様(ぶざま)な俺を見ていってください…」

「30年やってきてこんなの初めてです…」










お久しぶりです(^^;




今日は初めて、B'zのライブに行ってきました。




特別なファンではなく、初期に聴いていたとか、ベスト盤だけはきっちり買うような輩です。




1週間ぐらい前から仕事の配分を調節したのですが、駐車場探しで苦労し(福岡ヤフオク!ドームに車で行く方は覚悟してください。)、結局遅れるという(いつもじゃねぇか)。。




CDと全然違ったらどうしよう、、実際は下手だったら、、とか少しの緊張感を持ちながら、いざ会場へ!






♪ミエナイ〜チカラで〜♪






おっ、歌ってる歌ってる…………あれ、

全然声が違う!え、なんで?





しゃがれ声で、高音はまったく出ていない……





さすがに、(CDと違うじゃないか!)とは思わない。
ひどすぎて、風邪ひいちゃったのかな?みたいな。




1分ほどして曲が終わる。




暗転。











ん?始まらない。




ずっと始まらない。








異変に気づき、悲鳴に似た声、「頑張れー」の声、呆然としている人、ザワザワしてきた。




私なんて最低な男で、(まだ1分しか聴いてないゾ、まじか!)と嫌な予感がしてきた。








アナウンスが流れた。

「しばらく中断致します。」






みんな、声の様子から体調が悪そうなのは気付いていた。

近くの人の会話で
「中止になっても仕方ないね。声がね…」




私はバタバタで来たので、喉が乾いていた。
この時間利用して、ドリンク買ってこよう。




廊下はごった返していた。トイレや飲食、かなりの人数が並んでいる。




17:00開演とかかなり早いし、雨も降っていたから、バタバタで来た人はこの中断をフル活用していたはず。なんだかなー。。




アナウンスが聞こえたらすぐ戻ろう。

と、思っていたら、いきなり男の声。




ん?稲葉さんの声じゃないか!?







またバタバタで席に戻る。




「せっかく来てくれたのに、こんな声ですみません。この姿も自分。無様な俺を見届けてください。」




カッコいい!……いや、大丈夫?




曲が始まる。








♪OH  MY  裸足の女神よ〜






あっ!しっかり声が出てる!
一番聴きたかった「裸足の女神」、ライブではサビから始まるんだ!




それにしても稲葉さん、喉に注射打ったのかなぁ?
大丈夫かなぁ? 最後までもつかなぁ……




一抹の不安を感じながら、ライブ再開。








しかし、また2曲くらい歌った後、また暗転。
みんな声援を送りながら見守る。




明るくなった。




悲壮感で痛々しく再開と思いきや、稲葉さん、




「みんな、忙しい中、いろんな辛い思いや日常のストレスを発散したり、遠くからも楽しみにしてきてくれたと思うのに、まさかのドームでも病人の面倒を診ることになるとは思ってなかったでしょ?笑」




と、ギャグにして笑わせた。




この体調で、この気遣い。プロですよね。



心なしか、スクリーンに映る稲葉さんは、目の下にクマがあるように見え、満身創痍なのは確か。






「行けるところまで行くぜ〜」





もう倒れる覚悟だな、と思いました。
グッときた。







休み休み進行していくライブ。

「何時に終わるかな?遅くなるけど大丈夫?笑」



と、また笑わせる。そして、




「30年やってきてこんなの初めて。」

「めったに見れないよ、こんなライブ笑」




MCは冴え渡るし、声も戻った。

スゴい人だ。




圧巻のステージ。
奇しくも、ロックだから、こんな状況さえドラマチックに映ってしまう。なんてライブだ!






松本さんは平然としているように努め?笑わせる余裕も見せる。ギターの音量がハンパない。やっぱり2人のユニットだからね。どっしりとした安定感。



とはいえ、アンコール後は、
「よくここまできたなぁ」と笑わせた。
やっぱり不安でしたよね。




これがきっと、30年間トップクラスを走ってきて培った財産だ。こんな状況でもビクともしないチームワーク。





B'zの知ってる曲を聴けるのは、◯◯年記念とか節目のライブだろうと思いつつ、ずっと行かなかった。

今回、新曲がスゴく良くて(初期っぽい気がして)、それも引き金になり参戦。



とんでもない、さすがのライブを見せつけた。






もちろん、知らない曲は4曲くらいあったけど(しかもアンコールの曲で2曲)、それも素晴らしかった。オリジナルも聴かなきゃ。






何より、新規で参戦しても、すぐ馴染める雰囲気がいい。良質なファンが作ってきた証だ。


だいたい、サビで右手を挙げてれば通用するし(笑)シンプルだから、各々盛り上がればいいラフさが心地よい。






サザンオールスターズもそうだけど、長年トップクラスで活躍しているアーティストはやっぱり理由がありますよね。




ライブはよく行くんですが、好きなアーティストでも一回見たらもういいかなと思うのが、残念ながら80%。




B'zは、また見に行きたいアーティスト決定です!

いやぁ、良かったぁ(^-^)



B'z   「裸足の女神」2003年ライブより