子どもの勉強を見ていて、「うちの子のペース、これでいいのかな」って思うこと、ありませんか?
わが家には小学生の子どもが二人います。このシリーズでは、兄と妹それぞれの朝の学習の様子を、うまくいった日もそうでない日も、そのまま書いていきます。特別に勉強ができる子の話ではありません。ごく普通の小学生の、普通の朝の記録です。同じようにお子さんの隣で迷いながら付き合っているママ・パパに、何か小さなヒントが届いたらうれしいです。
お兄ちゃんとの「読み取り」
息子との学習は、読み聞かせから始まります。私が読売こども新聞の文章を声に出して読んであげて、それを息子が「この段落には何が書いてあるか」「全体はどんな構成か」と、ひとつずつたどっていく。文章を“読む”だけじゃなく、“どう組み立てられているか”を見る練習です。
今日の記事は、植物を育てるというお話。育てて、成長を楽しんで、実ったものを食べて、次の世代へつないでいく——いろんな視点が並んでいたのが、最後には「命をつなぐ」「植物に託す」という一言にぎゅっとまとまっていきました。バラバラに見えた段落が、終わりに向かって一点に集まっていく構成です。
その流れを、息子と一緒に楽しく読み取れた気がします。「ここまでの話が、ぜんぶこの一言につながってるんだね」と確かめながら読めたとき、文章を読むおもしろさが少し伝わったかな、と思いました。
妹は、ゆっくりの朝
一方で、娘は学習のスピードがゆっくりめ。遅いというより、彼女なりの歩幅で進んでいる、という感じです。
今朝はとにかく「寒い、寒い」と言っていました。6時半に起きてすぐ机に向かうので、体がまだ目覚めきっていないのかも。薄手の上着を一枚出してあげればよかったな、と後から反省。こういう小さな準備があるかないかで、集中のしやすさって変わってきますよね。
娘は漢字の読み書きがまだ少し苦手。ここはしっかり伸ばしてあげたいところです。解いて、復習して、また解いて、復習して——遠回りに見えても、この地道なくり返しがいちばん効くと信じています。
ひとつ気になっているのが、まちがえたときの消し方。うまくいかないと、ついぐしゃっと雑に消してしまうんです。紙も傷んでしまうし、できれば消しゴムでていねいに直す習慣をつけてほしい。まちがいは消すものであって、なかったことにするものじゃない——そんなことを、少しずつ伝えていけたらなと思っています。
毎日つづけることの意味
二人を見ていると、学びのペースは本当に人それぞれだなと実感します。お兄ちゃんのように構成までつかんで読める朝もあれば、妹のように「寒い」と言いながら一文字ずつ進む朝もある。どちらが良い悪いじゃなくて、それぞれの“今”がそこにあるだけ。
だからこそ、毎日コンスタントにつづけることを大事にしたいなと思います。派手な成果が出る朝ばかりじゃありません。それでも、机を並べて座る時間を積み重ねていくことそのものに、たしかな意味があると思っています。
今日も、いい朝でした。明日は娘に、一枚上着を出しておこう。
今日の一行まとめ
学びのペースは人それぞれ。比べるのではなく、毎日机を並べる時間そのものを積み重ねていく。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。