カメラで写した写真は、片目をつぶった見え方と同じ?
お化け屋敷では、前を歩いていた男性(20代~30代)がカーテンを開けて、叫び声を上げてしりもちをついて、ツレの女性に介抱されていました。
カーテンの向こうにお化けがいましたが、二番煎じで恐怖感が湧かなかったので、入り口で手渡された懐中電灯で下からライトアップしてあげたら、照れていました。
今、照明デザイナー石井幹子作「新・陰翳礼賛」を読んでいます。
太陽の光の中では、すっかりみすぼらしくなってしまった昔の建物を暗闇の中からライトアップで浮かび上がらせると、タイムスリップしたかのような感覚が生まれる、と書かれていました。
取り壊される予定だったレンガ造りの東京駅は、ライトアップした姿の美しさに多くの人達が感動して保存される事になったそうです。
確かに、ライトUPされた建物は昼間とは別物に見えます。
私達は光を見ているのですから、どちらが真実の姿という事はないと思います。
ライトアップで浮かび上がらせた方がいいのは、建物ばかりではありません。
シワも見えなければ、存在しないと同じ事です。


