hide and seek -4ページ目
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第二話 可愛いあの子



???「はよ。知り合いがいねえとやっぱ寂しいわ(笑)」


俺「うっす。まあそらそうでしょ(笑)」



教室に入るなり話しかけてきたのは「達也」。俺は「たっちゃん」と呼んでいる。

小学校からの腐れ縁って奴で中学も高校も同じ。さらに今年はクラスも一緒。

さすがにそろそろ離れたいな~という気がしないでもないが、高校始まって最初の不安材料である「クラスでぼっち」はコイツのおかげでなさそうだ。


俺「で、可愛い子いた?」



たっちゃん「1人やばいのがいる。あそこあそこ。」



たっちゃんが指差した先には1人の女の子-良家のお嬢様的オーラを放ちながら-が座っていた。

確かに、今まで見てきた可愛いと言われる女の子がカスに見えるくらいにその子は可愛いかった。可愛いっていうか神々しい。うん、すげえ。


そして何よりクラスに入ってきて即行可愛い子がいるか聞く俺とそれに即答するたっちゃん。

俺たちって・・・いやいや世の中の高校生ってこんなもんだよ。



俺「へえ~確かに」



たっちゃん「あれ?凛はあんまり?」



俺「う~ん。確かにかなり可愛いけどタイプではないかも。」



俺の好みは童顔でちっちゃい子。その子は全く逆。可愛いっていうか綺麗のほうが正しい表現なのかもしれない。ちなみに俺はロリコンではないからね。



たっちゃん「あ~俺も。乳ないし」



たっちゃんは無類の巨乳好きだ。顔、性格、そんなものよりとにかく胸。胸さえあれば!!そんな奴。本人曰く巨乳にもいろいろ種類があるらしいがその辺は今は割愛しておこう。



キーンコーンカーンコーン


ガラガラガラ





第一話 はじまり

初めての電車通学に心躍らせて学校に向かう。

電車を降りて徒歩10分。坂道を登った先にこれから3年間通う学校が見えてくる。



「鷹都高校」



県下有数の進学校であり、スポーツも盛ん、何より自由な校風が売りの高校である。

この学校に入る為にどれほど勉強したか・・・ということもなく、普通に自分の学力にあった高校を選んだらこの高校になったというだけだ。・・・自慢じゃないよ?



そんなこんなで学校到着。1年の教室は4階。少しの汗と不安と希望を抱いて教室を探す。


「1-D組」


これから俺が・・・もういいか。ドアを開ける。

そこには見慣れた顔が1人こちらを見ていた。



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