父の葬儀のあとに、
私の感情が大爆発したお話
父が亡くなって悲しみのあまり―――
というおセンチなものではなく
夫に対して
怒りが爆発しちゃったんです
なぜなら、
父の施設へ
1度も面会に行ってくれなかったから
「一緒に行こうか？車出す？」
の一言さえもありませんでした
父が老人ホームへ入所していた期間は、
たったの4か月。
その間、
５６７渦のため、
面会者は
PCR検査が義務付けられていました。
夫の仕事が多忙というのもありますが、
それでも、
休日午後からの面会時間には、
行けたはず
息子に関しては、
（電車で1時間かけて）
私と2回ほど、来訪し、
じいじの最期の雄姿を
まざまざと看届けたというのに、です
夫は一度も行ってくれなかった。
実の父親ではないし、
弱り切った父が、
最期に義理の息子へ言い残す
言葉なんてなかったかもしれません
比較は良くないですが、
妹の夫たちは、
ドライバー兼ねて、
面会行ってくれてました
私の夫が最期に父に会ったのは、
2023年の秋くらい
まだ、
実家で一人暮らしをしていたときです。
「 なんで、面会行ってくれなかったの 」
「 父はN（夫の名）のこと、気にしてたよ 」
「 こんな時なのに、仕事の話ばっかり。
空気読めないのは、
発達障がいだからなんじゃない！？ 」
（弊害あったらスミマセン
発達障がい者、みんながKYってわけではないです）
泣きながら、
今まで、
我慢していた思いをこれでもか！と
ぶちまけました
すると、
ぽつりと夫が話始めました。
「 akikoを泣かせてしまったことは
悪いと思ってる。
お義父さんが弱っている姿を見るのが
正直辛かったというのが本音。
そんな弱い自分を人に見せられない 」
夫はギリギリまで、
「 父の面倒をうちで看なくていいの？ 」
と言ってくれました
それに対して、私が余裕がなかったので、
無理だと訴えた覚えはあります
（私がペーパードライバーだから、
病院の送迎も夫頼りになってしまうし）
だから、夫は夫で、
義理の息子としての役割を果たそうと
努力してくれたことは認めます
ただ、彼の場合、
行動範囲のキャパが狭いんですね
最近は仕事で
県外へ行くことも増えましたが、
あくまで仕事
プライベートでは、
地元オンリーなんです
「 自分の親（私の義父母）のときは、
弱い自分から逃げずに、
ちゃんと向き合ってよね 」
と私が捨て台詞を言って、
終了！、かと思いきや、
「 そうだね。
だから、今まで俺、夜爪切ったことない。
よく、言うじゃん、
夜爪切りすると、
親の死に目に会えないって 」
はい
この期に及んで、
まだ言い訳する
負けず嫌いの本性出たね～
それとも、やっぱり、
宇宙人Tの父親のNは、
宇宙人なのかもしれません
葬儀の日だったけど、
私の言いたいことは
言えたので、
すっきりできて良かったです