責任感を育てる | 横浜☆天使のリーディング&ヒーリングサロン

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毎週土曜日にお送りしています、

 

子育てに役立つ講座ウインク

 

 

 

第8回目は、

 

”責任感を育てる” です。

 

 

本 『子どもが育つ魔法の言葉』

by ドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス

 

からの抜粋ですウインク

 

 

 

責任感を育てる

 

 

~ある日、6歳のビリーは、冷蔵庫からオレンジジュースを取り出しました。

 

 ところが、手が滑ってパックが落ち、床はジュースの海になってしまいました。

 

 ベビー椅子に座っていた一歳半の妹は、それを見て、

 

 キャッキャッと手をたたいて大喜びです。

 

 でも、もう6歳のお兄ちゃんになったビリーは、妹と一緒に喜んでいるわけにはゆきません。

 

 キッチンタオルを切って、オレンジの海にぴたぴた浸し始めました。

 

 ジュースを拭き取ろうとしていたのです。

 

 しかし、キッチンタオル1枚では、どうしようもありません。

 

 これを見つけたお母さんは、一瞬、

 

 ビリーはいたずらをして遊んでいるのだと誤解してしまいました。

 

 

 ビリーはお母さんを見上げました。

 

 手と膝は、ジュースだらけです。

 

 「ごめんなさい。ジュースこぼしちゃった」

 

 お母さんは、カッとならないように、深呼吸しました。

 

 どうやらビリーはいたずらをして遊んでいるのではなかったようです。

 

 ビリーは、自分一人で懸命に失敗の後始末をしようとしていたのです。

 

 「まあ、お母さんも手伝うわ。

 

 ビリーはよくやったけど、キッチンタオルよりも雑巾とバケツがいるわね」

 

 

 子どもの努力を認め、誉めることは、とても大切なことです。

 

 子どもは努力を認められ、誉められることによって責任感を育ててゆくからです。

 

 ビリーは、悪いことをしたと自覚して、お母さんに謝り、

 

 こぼれたジュースを拭き取ろうと自分なりに頑張りました。

 

 もちろん、ビリーのやり方ではだめでした。

 

 しかし、その努力は買ってあげなくてはなりません。

 

 ビリーのお母さんは、そうしました。

 

 こんなお母さんのおかげで、ビリーは、失敗を認めて謝ること、

 

 責任を取って許してもらうことの大切さを学ぶことができました。

 

 ビリーは、お母さんに手伝ってもらいながら、気持ちよく後片付けをしました。

 

 

 子どもの努力を認め、誉めることはとても大事です。

 

 そうすれば、子どもは、失敗した後、

 

 きちんと対処することは決していやなことではないのだということを学ぶことができます。

 

 努力を認めてもらえば、子どもはそれを覚え、

 

 失敗への対処の仕方もだんだんよくなってゆくのです。~

 

 

 

家庭で学んだことが、

 

学校や友人関係、

 

社会生活、仕事にも影響してくるのですねグリーンハーツ

 

 

子どもの失敗は、人生の成功への第一歩なのかもしれません足

 

 

 

 

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