「所詮、技術は手段に過ぎない」。
それは、某ゲームクリエイターの講演中の話と、某ゲーム会社の社長の一言から導いた私の今の結論です。
某ゲームクリエイターは、こう仰いました。
『なければ、作ればいい』。
あるゲームにて3D表現をさせたいものの、3Dソフトがまだこの世にない。
なら、作ってしまえという話になって、自社内で作ってしまった話をされました。
私にとって、それは自分の中にはなかった発想でした。
それもそのはずです。技術に振り回されていた人間でしたので。
今の技術でできる事はできると言うが、できない事はできないと言う。
できるか、できないか。
それが技術に振り回される人間の結論でしょう。
しかし、某ゲームクリエイターは違いました。
やるか、やらないか。
できるかどうかは問題ではない。
私との思考の深い部分での違いに気付いたのでした。
そして、ほどなくしてあった某ゲーム会社の社長の一言。
『ゲームをどれだけ楽しくしたいか、という気持ちを見せてほしい。
その心があれば、技術はあとからいくらでも付いてくる』
会社の選考基準の話の後、正確な言葉ではありませんがこのような事を仰ってました。
その社長自身、元々ゲームとは全く関係のない業界からこの業界に飛び込んできたこともあって、
その言葉は確信を持って聞こえました。
技術を、どう使いたいのか。
何を果たすために、その技術を使うのか。
技術は大事ではあるが、目的や志はもっと大事ではないか。
御二方の言葉は、目的や志に向けられていたのでした。
その目的、志のためにあるのが、技術。
「所詮、技術は手段に過ぎない」。
このように思うようになってから、
ある考え方を改めていこうかと思うようになったものがいくつかあります。
それについて、また書いていきたいと思います。