人は理由を探す
生き易く、息易く
其れを求めて


壊れた街に飼われた感情

アンタの為に
泣くんじゃない
アタシがアタシで在る為だ


乱れ始める華と空
息が切れて乱れ咲く


花弁に露を溢す
其れはアタシの涙
刹那に儚く堕ちた


アタシは今日も
理由を探す
生き易く、息易く
酸素を求めて


壊れた街でも飼われはしない

アンタは今日も
嘲笑う
其れがアタシの
生きる理由だ


緑に染まる葉は
風を受けて
浮かぶ赤には鳥達が
小さな嘴で口づける

取り溢した赤い実は
アスファルトに堕ちて
ほんの少しの水溜まりを作った


まるであの日の様で
アタシは笑った

腹抱えて笑ってやった


アンタの牙は鋭いね

アタシの心臓突抜けて
あの娘の胸まで突き刺さってた


アンタは無傷か
それか傷付き過ぎてたか

アタシの人生みたいに
どちらか二つに一つ


どちらにしても
アタシは笑ってやる
泣ける日がくるまで
笑ってやる


アスファルトに堕ちた赤を

足で踏んだ 踏み付けた



黒く深い赤は

何かの色に
似ていたんだよ

丁度しか大体は持ち合って居ないの
簡単に演算した御答何て結構
其の違いを調べて
選んだ経緯で体裁を見直して

調和さえ這いずった傷が生々しいの
貴方には青果の違いも解るわけ無いよ
何時かは形跡が薄らぎそうだね
ねえ 犯人を捕まえて!

現実を呼び覚ませよ
裏目に出た今日がのた打ち廻る前に
私と同時に埋まらないで
夕月が今咲って呉れる


長距離は闇に溶け込んで消えて逝った
瞳が突き刺す様に殺したのでしょう
此の肌に触れて奥深く学んだ
嗚呼 犯人を逃させて!

真実を呼び覚ませよ
憂鬱な昨日が反映しちゃう前に
私も同時に埋まらないで
夕月は現在咲って呉れない

明日がしがみ付いて離れない
今でも嘘ばかりの世界だと
あたしは笑うよ

だけどね
君の声は嘘じゃあなかった
だからこそ
きっと僕は泣いていたの


ある夜明け 意味も無く
僕は泣いていた

過去なんて関係無いって
言い張る僕は一番
過去に縛られていたんだよ


愛なんて消えていくものだと
信じるしかない現実が
目の前にはあるから

永遠なんて信じていないよ

でも本当は誰よりも
永遠を夢見ているの


きっと僕が笑えなくなったのは
世界に転がる愛を
知らぬ間に見付けていたからで
誰かを信じなきゃ
裏切られる事なんて無いって

今更気付いた


そう考えたら僕等はいつでも
愛を求めて泣いてるのかなぁ
そう思ったんだよ


今でも嘘ばかりの世界だと
僕は笑うよ

だけどね
君が残した感情はどれも
最後まで嘘じゃあなかった

だから僕は泣いてるよ
有難うと寂しい
一緒にして 泣いてるよ


きっと きっと
誰かを愛した証に
僕等はみんな泣いてるの
きっと きっと
その為に 涙は有るの

水溜まり に 雫が

ぽちゃり

音 立てて 堕ちた


きっと 笑顔が 悲しくて
堕ちて 來たんだ

さよなら の 代わりに


大きく なった 水溜まり
そっと 覗いて みたら

手を 伸ばしたく なった

其処には 空が 在った から


やがて 昇る 暑い 太陽
暑すぎる 太陽

水溜まりは 蒸気に なって
御空へ 帰った

一瞬 の 中に 想いを 込めて

其れを 恋しくは 思わない
けれど 有難う と 呟いた


また 何時か
水溜まり に 出会う 時 には

青い 絵の具を 垂らそう

君の 空は
何時でも 青空 で 在るように