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茜ちゃんとサワラちゃんの宇宙・素粒子物理学入門

中学・高校生・叔父さん・叔母さんのための宇宙・素粒子物理を一緒に勉強していきましょう。

 

Akaneちゃん

 

sawaraちゃん

 

 

          新・AkaneとSAWARAちゃんの 

叔父さん、叔母さんの 
宇宙素粒子 物理学入門
 
017
 
このブログがAmebaでも同時公開にします。 
 
 
 
  
火星の岩石に水
 
 
 
「米航空宇宙局(NASA)は、火星から飛来したとみられる21億年前の隕石から、従来の10倍もの水の分子を検出したと発表した。火星にはかつて水が豊富にあったとする説を裏付ける成果として注目される」
 
「この隕石は、重さ約320グラムで、2011年にサハラ砂漠で見つかった。<ブラックビューティー>の愛称がつけられている。米ニューメキシコ大などの研究チームがかけらを分析したところ、これまでの探査で分かっている火星表面の岩石と組成が非常によく似ていることが判明。さらに、加熱して出てきた気体を調べると従来よりも大量の水の分子が見つかった」・・読売
 
 

 

 火星探査機から送られてくる情報から、火星の水の存在は可也濃厚になってきましたが、火星からの隕石の分析でさらに確証が取れたようです。現在の火星とはまったく違った自然が広がっていた可能性があります。海が広がっていたのでしょうか。現在は極地域か地中深くの存在は考えられるようですが。

 NASA提供     

巨大な星・ゼータオッフィユ周囲の塵雲・・NASA のスピッツァー宇宙望遠鏡からの赤外線画像

 

 

古典物理学の最後の輝き・・物理学史

 
 
以下は「現代物理学」・池内 了 の抄訳です。

先回は<レーリー卿>と<ウイリアム・ラムゼー>を取り上げてみました。今回はJ・J・トムソン 取り上げてみます。先回は古典物理学を代表する物理学者として、ローレンツを挙げてみた。今回は

 ジョゼフ・ジョン・トムソン(Sir Joseph John Thomson) は若干28歳で、ケンブリッジ大学教授になり、それと同時に有名なキャベンデイッシュ研究所の所長に就任し、30年ほど所長職にありました。

陰極線の荷電子から電子の存在を明確にし、1906年にノーベル賞を授与されました。

               ジョゼフ・ジョン・トムソン

さらに、原子の構造を レーズン・パン (ぶどうパン) のようなものと 考えました。つまり, 大きさが約 10-10 m 程度のプラスに帯電した 球形の連続的な生地の中に電子が散らばって全体として電気的に 中性となっている という考え方です. これを トムソンの原子模型 といいます。

              トムソンのレーズン・パン模型」

             ←      10-10 m    →

 九州大学 「ミクロの世界」 - その1 - (原子の世界の謎) 」より抜粋

  トムソン模型とα 粒子の散乱
  ガイガーとマースデンは, α 線を非常に薄い 金属 (金や銀) の箔に あてて, α 粒子の散乱の実験 をしました. その結果,金属箔に入射した α 粒子の大部分は, 箔を通り抜けて 直進するけれども, ごく一部は大きな角度の 方向へ散乱される ことがわかりました.
  原子がトムソン模型 のような構造を もつものとすると, それによる散乱の角度は せいぜい 0.01° くらいです.
 α 線の散乱の実験において ターゲットとして使われる 金属箔の厚さは, だいたい 10-6 m 程度で, 原子の大きさが 10-10 m ほどですから, 金属箔の中に原子が ぎっしりと並んでいるとすれば, 箔の厚さの方向に 約10,000 個の原子が 並んでいるはずです (下図参照).




これらの原子に, α 粒子が次々に 衝突 (散乱) して 行くと, このような 多重散乱の結果, 1回々々の 散乱の角度が 0.01°でも 10,000 回重なれば 100°にもなり, 大きな角度になる と思われるかも知れませんが, 散乱の方向はランダム ですから, 10,000 回の 散乱の方向が きれいに揃うことは絶対に あり得ません.
 したがって, ガイガーとマースデンの 実験で見られるような 90°を超えるような 大きな角度の散乱は, このような多重散乱 では説明できません. つまり, トムソンの模型は 成り立たない ことになります.

 

 

結果的には上記の説明のとおりですが、a 安定な電子の運動を計算する手法の開発 b 元素の周期性を電子の配列で説明するヒントを与えた の2つのことで重要です。

そのほかにも、

a 物理現象への数学的な洞察力 b 研究者の間の討論の組織(研究所でのセミナー形式)を始めて採用した。 これらのことから数多くの後継者を育て、数多くのノーベル賞受賞者を輩出しています。

アーネスト・ラザフォード 2- ニールス・ボーア など9名に上る(息子のG・P・トムソンもノーベル物理学賞を受賞しています)。 トムソンが所長時代のキャベンデッシュ研究所は、各研究員が対等で独自の研究課題を持ち、何の制約も加えずに研究に打ち込めたそうです。

     アーネスト・ラザフォード           ニールス・ボーア

          

しかしながら、量子論の革新的な発想について行くことは出来ませんでした。かれは古典物理学の最後の一人であったようです。

次回は<ノーベル賞を逃した人たち>を取り上げて見ましょう。

 

 
 
 
      特集・004 宇宙文明について(ミチオ・カク・・超空間 

文明の誕生と滅亡

先回最後のところで 

「我々の地球文明が<ウランの障壁>を超えれるかどうかは、全く今は分からないというべきである。仮に上手くこの先超えれたとしても、生態系の崩壊・新氷河期・宇宙のニアミス・ネメシスと絶滅・そして太陽と銀河の死が障壁として立ち塞がっている。天の川銀河を超えるだけでも大変である。これからはカク・ミチオの「超空間」に著された宇宙文明のこれからの発展を予想してみよう」と書きました。

ウランの障壁>については、今のところつり橋を渡っているような状況で、上手く渡れるかどうかも解りません。 米国、ロシア、中国、英国、フランスは既に核実験を既に終えて、さらに高度な技術を要する核兵器を開発しております。

さらに、問題は発展途上国です。北朝鮮、パキスタン、イラン、南ア、そのほかにイスラエルが核保有をしております。特に北朝鮮は長距離弾道ミサイルの開発と同時並行に核爆発の開発実験を行っております。 政治情勢がらみなので、危険この上もありません。偶発的なことで、核戦争に一挙に飛び込んでいく危険性があるのです。日本は隣国ですから大きな損害をまともに受けるでしょう。

                            

ウランの障壁>の問題以外に、もう一つ大きな問題があります。<地球温暖化>の問題です。ミチオ・カク教授はこれを「生態系の破壊」のもっとも重要な用件として取り上げております。現在でも全世界的にこの問題がクローズ・アップされて来ております。「京都議定書」などはそのシンボル的存在です。

A- 短期的には、緊急対策として化石燃料の燃焼と内燃機関の利用を急速に低減させることが必要

B- 長期的には、二酸化酸素を放出することなく、しかも本質的に無尽蔵な三つのエネルギーのいずれかに頼らざるを得ない。太陽エネルギー・核融合・高速増殖炉をあげております。

そして、結びとして次のように環境問題を指摘しております。

現代文明の科学技術が社会発展の速度を追い越してしまった点に問題の本質がある」、「科学技術と社会構造のずれは。致命的な破局を招く可能性がある

ただ、この環境問題の中の<地球温暖化>については、科学者の中でもいろいろ異論が有って、・・・CO2の増加は地球温暖化にはならず、むしろ寒冷化が進んでいる・・・政治経済的な要因がこの問題を大げさにしている・・・などという議論があるのも事実です。

次回は「独立行政法人 国立環境研究所」の報告と反対論者の科学者の意見を検討してみましょう。



サワラちゃん

                                                  

 

                 
                    
新・AkaneとSAWARA
ちゃんの 

叔父さん、叔母さんの ための

宇宙素粒子物理学入門
_  016  
              
        
明けましておめでとうございます。
                        
太陽系外惑星
                      


 英ハートフォードシャー大などの国際研究チームは19日、生命が存在する可能性のある惑星を新たに見つけたと発表した。 地球からの距離は12光年で、太陽までの距離の約76万倍。生命が存在しうる太陽系外の惑星は、20光年先でも見つかっていたが、今回はこれまでで最も地球から近いという」YOMIURI N

                   アンドロメ座銀河
                    

 近傍といっても12光年です。生時の距離ではありません。高速の80%の高速宇宙船が将来出来たとしても、15年を要します。地球のように岩石でできている惑星1個が、恒星からほどよい距離で、液体の水があり、大気や生命が存在する可能性があると推定した。この惑星の重さは地球の約5倍。


一番近傍の恒星<
ケンタウルス座・アルファー星>4.36光年。因みに7700年後にはウォルフ424が1光年まで、およそ136万年後にはグリーゼ710が太陽から1.1光年まで接近する。 有名なM31銀河・アンドロメダ銀河(地球から約239万光年の距離に位置し、直径22~26万光年。 直径8~10万光年である我々の天の川銀河より大きい)はどなたでも知っているが、まさに天文学的数字で頭の中に描くのに距離感が分からなくなる。ましてやビッグバンの頃にできた深層銀河たるや134億光年なんて、夢のまた夢ですね。

現在一番早い航空機は下記のとおり。

NB-52Bから投下されるペガサスロケット、先端にX-43


                  

  • X-43A・・・・ 世界一速い航空機。11,199.6km/h。
  • X-15A-2・・ 世界一速く、また世界一高い高度を飛んだ有人航空機。ロケット推進で、速度記録は7,274km/h、高度記録は107,960m。
  • SR-71A・・・ 世界一速い有人ジェット機。マッハ3超  (3,529.56km/h)
  • Tu-144・・・・ 世界一速いジェット旅客機。マッハ2.35(2,764.82km/h)

                           太陽系地球から太陽まで光速で8分
                           


    太陽から地球までの距離は、約1億5千万キロメートル光の速度で、約8分ほどかかるようです。
    太陽系の大きさは、太陽を中心に一番遠い冥王星までで、約59億1510万キロメートル光の速度で、約5時間半の距離です。計算するのが嫌になるほどの距離感・・・・・疲れますね。 (^~^)

    でも、この惑星には生命体が居るのでしょうか。細菌のような生命体。植物的のような生命体。魚類のような生命
    体。あるいは人間かそれ以上の知的生命体。仮に人間レベルの知的生命体が存在するとしても、宇宙スケールの僅か12光年でも、今の所どうにもならない距離ですね。向こうでも地球の存在は確認しているのでしょうが、今の所接近するには余りにも遠く、どうにもならないと考えていることでしょう。


                           


    しかし、彼らが100年ほど前に既に、偶然地球型の科学を持っていて、地球のTV放送を12年遅れで傍受しているとしたら・・・面白いですね(現在は地球では感知出来ない情報通信手段を使用しているとして)・・・こんな開発途上国以下の惑星など興味ないかも。我々が動物園のお猿さん程度と判断されたとしたら、相手にはされないかもね。彼らのペットにされるのが落ちかな?

    将来、人間の科学が光速を超える宇宙船を建造し得たとしても、何時のことやら予測不可能。どだい光速は超えられるのか。タキオンが存在するかも分かっていないのにね。正月早々稀有巨大な話でございました。

     
       
     
    古典物理学の最後の輝き・・物理学史

     
     
     古典物理学の三つの星

    先回は古典物理学を代表する物理学者として、ローレンツを挙げてみた。今回はレーリー卿を取り上げてみる。19世紀物理学の全範囲で理論的、実験的研究をした物理学者でもある。例を挙げると・・・

             レーリー卿                ウィリアム・ラムゼー
                      
              


    1・ 音響学(レーリー板)  2・光の屈折(レーリー屈折計)  3・振動(レーリーの原理) 
    4・ 弾性体の表面波(レーリー波)  5・ 流体学力学(レーリー数・
    地震波
    6・ 
    光の散乱(レーリー散乱)  7・光学系(レーリー基準)  8・熱放射(レーリー・ジーンズの放射公式)
    9・ 数理物理学(レーリー・リッツ変分法)

    いやはや、すざまじい。1904年には気体のアルゴンの発見が受賞理由である。ノーベル賞委員会は、数々の業績の総合評価を加味してAr(アルゴン)の発見を機会にノーベル賞を授与したようです。この時レーリーとAr発見に寄与したウイリアム・ラムゼー(William Ramsay)は化学賞を受賞。彼はその後、<He><Kr(クリプトン)><Ne><Xe(キセノン)> を発見している。
     
    上のなかで光の散乱(レーリー散乱)は有名ですね・・・・<昼間の空は青く夕日が赤い理由>。

    夕焼け」・「朝焼け」は太陽と観測者の間に大気の存在する距離が日中と比べて長くなり、散乱を受けにくい赤色が届くことによる。一方で、日中には波長が短い青が観測者の方に散乱されることにより、空全体が青く見える。Wikiより  いかがでしょうか。

    これほどの物理学者であっても、宇宙空間のエーテルの存在を信じ、相対論には反対したようである。


     
     
     
          特集・004 宇宙文明について(ミチオ・カク・・超空間 

    文明の誕生と滅亡
     先回は第零型文明について書いてみた。まさに地球文明は、現在はウランの障壁の前に立ち止まっている。開発地上国から先進国(文化レベルはどうかはわからないが?)までが、明けても暮れてもウランを前にして思い悩み、野心を燃やし、地球征服者になる最短距離へのツールとして、これを日夜研究し、より高性能の破壊力の高い核爆弾の開発に明け暮れているのが現実である。

                             



    地球外文明の文明の姿も確認できない現実を見て、地球近傍の宇宙文明は、第零型文明の時代に、ウランの障壁を越えられずして、滅亡したからだと書いた。この天の川銀河には数千億個の恒星が存在するとされている。さすれば、惑星は少なくともその数倍、数十倍は存在するであろう。

    ドレイクの方程式も所詮は数学的確率の問題で、数値の取り方でどのような値でも出せる。生命体の痕跡が発見できないのは、全く初めからこの宇宙には生命体が地球以外には存在しないのか、滅亡してしまったか、あるいは余りにも二点間の距離が大きすぎるかである。 

                         

    この大宇宙に地球以外に生命体が存在しないというのは、余りにも幼稚すぎる。近隣で発見できないのは、遠い過去にすでに滅亡してしまったと考えるのが、ノーマルなのかもしれない。あるいは、人類には四次元空間以外の異次元空間がまだ現実に、認識出来ないからかもしれない。平行宇宙が現実に存在して、何時でも科学力さえ備われば、通行可能かもしれない。知らぬが仏でもある。 


                          


     
    我々の地球文明が<ウランの障壁>を超えれるかどうかは、全く今は分からないというべきである。仮に上手くこの先超えれたとしても、生態系の崩壊・新氷河期・宇宙のニアミス・ネメシスと絶滅・そして太陽と銀河の死が障壁として立ち塞がっている。天の川銀河を超えるだけでも大変である。これからはカク・ミチオの「超空間」に著された宇宙文明のこれからの発展を予想してみよう。

    次回は<生態系の崩壊>について書いてみましょう。

     

  •             サワラちゃん

                                                      

     

                         新・サワラちゃんの 

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    宇宙素粒子 物理学入門
     
                                              015
     
     本年もブログをご愛顧頂きまして有難うございました。
    来年度は一月四日かからブログの新規公開を致します。
     
     
     
    来年も今年に引き続きまして、
    ニューヨーク州立大学物理学ミチオ・カク教授
    超空間を典拠にして宇宙文明の進化
    について学んでみましょう。
     
     
     
     
     
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