もう慣れっこになってしまったが、この地球上がコロナ禍に包まれて半年以上が経過する。
そして今日は何人の感染者が、と報道されてももう驚きもしない。いや却って今日はゼロでした。などと発表されると、えっ、うっそぉー!となるのであるが、それはまだ先のこと。
かつてこういうのもありました。
今日は○○シーベルト……
そう、9年前の3.11で原発から放射能が漏れていた毎日のこと。
人間は熱さ喉元過ぎればなんとやらではありませんが、このコロナ禍もやがてフェイドアウトして人々の記憶の中から消えていくに違いありません。コレラやペスト、結核などと同じように……。
それはそれでいいのです。
ただ、コロナ禍の試行錯誤、プロセスの現状を記しておこうとこうして筆耕しているわけです。
どうやら来年の東京五輪前にはワクチンが一般供給されるようです。
そうすると感染者数がどんどん減少していくのと反比例して五輪昂揚感が膨らんでいくのでしょう。
それで途中経過の今のコロナ禍で学習したことを後の世の為に書き添えておきますと、今はスーパーやどこにでも設置してある消毒剤ですが、あれはアルコール、ノンアルコールと規格がまちまちですね。ビールや発泡酒と同じように……、ただ呑めそうにありませんが。
それで昨今の筆者の掌を眺めてみますと、啄木ではありませんが、はたらけど はたらけど猶 わが生活 楽にならざり ぢっと手を見る。
の嘆きに共感するように、皮膜がはがれて脱皮している指もあれば、右手の人差し指なんかあんた、第二関節の半分ほどが赤くなってるじゃありませんか。まるでしもやけみたいにね。いや痛くないけど、このまままちまちの消毒剤をはしごしてたらどういうことになるか……。
だから筆者は、自分専用の携帯消毒ジェルを今後どんな時でも、ワイヤで設置されてるフリーのただの消毒剤には目もくれず、オンリーでマイボトルならぬマイ消毒ジェルを使いますよ。
ここに宣言します!
それとね、もう一つ、コロナ禍での日課となった検温のことを記しておこうと思う。
カメは変温動物で環境に合わせて体温を調節できるが、人間は常温動物で、一定の体温を維持する為に内燃や代謝を行う動物という区別というか定義がなされています。
通常36℃~37℃とされていますが、筆者の場合ちょっと違うようだ。
通常36.6℃だが、食後検温すると、36.9℃、さらに入浴後は37.4℃になってたりする。が、そんな時は四半刻ほど休んでいると36.7℃になる。
かと思うと、不思議なもので、歩いたり運動している時は、逆に体温が低く35.5℃前後なのである。
これはどういう事か……。
われ思うに、自律神経の交感神経が優位な時は活動すると熱量を内燃し、食物繊維、特にビタミンCやリコピンを摂取しているから代謝、老廃物を排出がスムーズにできる。
これは、エンジンの4工程、つまり吸入、圧縮、爆発、排気と似ている。
同じように体内の細胞(人間の細胞は6兆個~10兆個ある)を循環(新陳代謝)しないと、古くなった細胞及び活性酸素が酸化鉄のように老廃物となり、老化現象を招きもろくなりやすい。
それを予防するために、外からビタミンCなどの食物繊維を吸収し、新陳代謝をよくしないと活動意欲も喪なわれ、生活習慣病に陥りやすいパターンになってしまうのではないか。
……と、やまみちを歩きながらこう考えた。
ん?しかし、なぜ筆者の体温はそんなに変動するのか?
ん、そういえば思い当たることがある。
以前、カメを飼っていたが、それと何か関係あるのかな?
いや、ひょっとしたら筆者の躰は、エンジンのようにロボットになっているのかも知れない……。
おいおい、とうとうロボットになっちゃったのか?
いくらコロナ禍でもそりゃあ、いきすぎだろう。むぷぷぷ……。