オリンピックがコロナに打克つか | 地球の日記☆マーク♪のblog☆

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この地球は今大きく変わろうとしている。自国主義からコロナ禍を経て、調和・融和へとイノベーション(変革)し、人生100年時代へ向けて脱炭素の環境優先へとベクトル(地球的エネルギー動向)が動いた。
常に夢を持って波に乗ろう!

 

 

To be or not to be, that's the question.

 

 

都内では感染者が二けたにならず、この先本当にコロナワクチンができてコロナが終息し、来年はちゃんと東京オリンピックが成功し、経済が回復するのか?

 

この先、どうなるのか?

 

 

 

世界平和は実現するのか?

 

 

 

「総裁選で、借金をしてまで米国に膨大な用心棒代を払うのが妥当なのか?という尤もな疑問を発していたのは注目に値する。

なので『石破茂 著・日本人のための「集団的自衛権」入門』を取り寄せ読んでみた。

 

集団的自衛権と個別的自衛権、さらに警察権の適宜運用の考え方は、もっと国民的議論が必要な事案だと思った。

たとえば、日本では石油などの資源は遠く中近東の産出国に頼らざるを得ないのが現状だ。

ホルムズ海峡が封鎖され、航行する海に機雷がばらまかれていて、日本のタンカーなどが日本に石油を運ぶことが出来なくなった。----------どうするか?

海自が出動して機雷撤去するか?

 

これは国連などの手順を踏まなければ事は容易に解決できない。

さらに多国間の共同演習になると、ことが複雑です。

今のところ現行法ではそのような場合はオブザーバー資格での参加にとどまる程度とされています。

 

インド洋上の給油問題でもソマリアのPKO問題でも一歩間違ったら敵側にしてみれば一味同類、共通の敵と見なして攻撃しかねないからです。自衛隊だけの問題で済めばいいのですが、下手をすると一億総国民の生命財産名誉にかかわってきます。

拒否権がある国はいいですが……。

だからイージスアショアの問題にしても、潜って移動できない陸上にミサイル基地を置くということは、敵にしてみれば格好の攻撃目標となるわけです。そうしてみれば米軍基地にしてみても同じことです。

 

ただ日本の現状はじっと我慢して、正当防衛の個別的自衛権(専守防衛)あるのみですが、これじゃ来年の東京オリンピック、レスリングでは勝てません。

守りばかりでは……。

攻撃しないとポイントがたまりません。

 

力を持たないと攻撃しないと常任理事国にもなれません。

あるいは、フランスあたりからその切符とかお株を買い取るとか……いやいやそういう姑息な手は日本的ではないでしょう。

英国は日本同様小国ながら過去の栄光なのか常任理事国だ。

 

そこで日本がその産業革命的蒸気機関を世界に発するとしたら、日本の堪えて打克つ精神的力強さ、自制心と技術力、さらに素早い動きフットワークではないでしょうか。

 

それを世界に示せるオポチュニティー(機会)が今、目の前に迫っています。

先ず、連帯意識でコロナに打克って、そしてインフルも駆逐し、さらに抗原抗体免疫を得た者から、さらなる抗体ワクチンを倍々増殖させ、来年のオリンピックまでにそのワクチンを五輪参加者関係者に打って打って打ちまくって、コロナの這い出る隙を与えず、健全な東京五輪大成功の裡に感動のフィナーレを迎え、後世の者に日本はコロナ禍に打克って、そしてサスティナブルな国家の模範を示してくれた。

というような国際秩序の手本、たとえば東日本大震災 3.11の際にも、国民は整然と略奪などせず、国の機能の回復を秩序よく辛抱強く待った。これは3.11のとき外国の新聞にも出ていたことだが、交通機関の不通時いつまでも辛抱強く秩序正しく待っていた日本国民の写真入り記事が世界の人々の共感を得た事例もある。

 

これこそ、21世紀の産業革命ならぬ医療革命だ。日本の不屈の精神は蒸気機関に匹敵する。

やがて日本を是非とも、拒否権を持つ常任理事国に推すべきだ、という声が世界中で鳴り響くだろう。

 

しかし、奥ゆかしい日本人は、謙譲の美徳がある。はい喜んで、というあからさまであさましく軽軽で無責任な返答はできない。

それは、日本には我先にと言う見苦しい真似は恥だという観念が昔からある。

武士は食わねど高楊枝などという言葉もあるくらいだから……。

だから体格が欧米並みに伸びないのかも知れないが、その分精神面や理性の発達に栄養が注がれている。

 

また他からよくみて貰いたいというプライドや自制心もあるだろう。これは教育水準が高いせいだ。

ルースベネディクトの「菊と刀」や、土居健郎(どい たけお=聖路加病院精神科医)の「甘えの構造」など日本人の美徳倫理意識が学業や恋愛錬度によって昇華され、文学やファッション等、男前という言葉や心意気や見栄を張るなどの心のありようであり、また美意識・美学の練度が現代人の精神文化的センスとして、一つの価値観を為し、それは固有のオリジナリティーとして海外ではアニメファンなどを生む現象としても顕われているが、生来日本人は、神の宿る国として、おめでたいときなど花を供えて自然や先祖に感謝するしきたりが宿っている。

 

 

それは” Rome wasn't in a day.”一朝一夕に叶ったものでもない。多くの先人たちの苦労の中に今日の日本の文化は支えられている。

先の五千円札然り、新渡戸稲造(にとべ いなぞう)のだが……東京女子大学の初代学長でもあり、「武士道」を世界に理解して貰った国際学者でもあるのだが、その言わんとするところは、武士道は西洋の騎士道と同じく弱者をいたわる慈愛“ノブレス・オブリージュ” Noblesse Oblige は世界共通だということ。だからパラリンピックもできた。

 

吾々日本国民にとって、東京オリ・パラは特別な平和と産業文化の祭典、その前に立ちはだかる新型コロナウイルスは、障がいのある方々が抱える悩みやハンデと同じ、それを分からせようとオリンポスの神はこの地に試練を与え給うた。

全世界の人類や生きとし生けるすべてのものを救う為に、われわれはこの試練に背を向けることなく、全身全霊で、全知全能の神の力をも借りながら、この難敵に立ち向かい克服しなければ人類に未来はない。

 

米国は感染が拡大しているが、中国は奇跡的に抑え込んでいる。この違いは何だ? 文化、習慣、食事、国家体制、東洋思想、免疫力など凡ゆることが考えられるが、だとすれば吾々日本人もコロナを抑えた中国人と何かしらの共通点があるだろう。中国人に出来て吾々に出来ないことは無い。同じ東洋人だからだ。

 

だからコロナも封じ込めてオリンピックも成功させ、世界経済も上手く回す。

これしか日本が生き残るシナリオは無いのだ。

一意専心で

 

「精神一到 何事か 成らざらん」「成せば 成る!」

 

"Where there is a will, there is a way." 

(意志あるところに道は開ける)