青梅ウオークでみた世界 | 地球の日記☆マーク♪のblog☆

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この地球は今大きく変わろうとしている。自国主義からコロナ禍を経て、調和・融和へとイノベーション(変革)し、人生100年時代へ向けて脱炭素の環境優先へとベクトル(地球的エネルギー動向)が動いた。
常に夢を持って波に乗ろう!

あれは昨日だったのか?

三人で不思議な世界に迷い込んでしまったような・・・・・・。

秋の好天に恵まれた重陽の節句9月9日のTOKYOウオーク2017 第3回大会・青梅コースも健康ウオークを楽しむ老若男女でみち溢れていた。

まず現場着到までが何度も電車乗り換えて一苦労。まるで秘境に分け入るよう。

都下の「河辺」という停車場で下車して会場へ。コースマップなど渡されて三人意気揚々といざしゅっぱあーつ。

しばらく歩くとなんだか体が軽く感じられてくる。これはオゾン、空気の違いからくる軽快感か。動物占いごっこなどしてたわいもないおしゃべりに秋の風が心地いい。

前方に杉林が見えてきた。右手に小中学生のサッカー試合ちう。左手に落ち葉の浮かぶ小川のせせらぎ。夏草の甘温い香も、つくつくほーしの美声ものどかな田舎の自然、雰囲気を醸し出している。

山路を上りながらふと考えた。この辺の子供達は杉林の近辺で運動する生活習慣によって花粉症に対する免疫が適度に調整されているのかな。運動機能が健康にいい、としたら花粉症は運動不足も一つの要因ということになる。

いや、それだけではない。この辺は空気がフレッシュということもあり、花粉症に罹らず都区内の密集地でヒートアイランドとかエアコン排気、排煙などに付着する都市花粉が有害化するのかもしれない。いずれ助成金が出ればチームを組んで実験してみたい。

さて、そうこうするうちにてっぺんが見えてきた。さすがに見晴らしがいい。遠くが見渡せる。ひとやま越えた労働の対価は躰のすみずみにまで元気をフィードバックしてくれた。 苦あれば楽あり。(ってこーもん様かぁ)

野を越え山を越えしての「第3回青梅エリア・景色のうつろいとアップダウンを楽しむアクティブウオーク」とメニューにある。そしていつ間にやらややレトロな停車場、いや駅が。

看板が大正ロマン風なのか。なにやら違う世界の入口に立ったようだ。

そしてしばらく通りを歩くと連れの女性が「ねえ、あれ撮って」と。

思わずシャッター押しちゃったじゃないか。どこがいいのか・・・・・。

ん。招き猫?それに招かれたのかにゃん。

なんだか、昔あったような洋画の看板のようだ。

「雨に唄えば」だっけ。連れの一人が歌詞♪を口ずさむ。確かに愉しそうな1しーんの切り取りで、映画の断片がポジってきたじゃないか。

ニャロメ。そういうことか。赤塚不二夫さんの世界に足を踏み入れたってことなんだ。

しかし、今日はこの後の予定もあるので素通りしてゴメンなのだ。

しかし、随所に懐かしのオードリー・ヘプバーンとかで足を留めさせようとあの手この手で通り全体が「赤塚ワールド」で蜘蛛の巣のように触手を展ばしている。吾煩悶、葛藤ス。

これも青梅の藍染半纏なのか。商品も左のお店者の着衣も。

しえー。ンカムバーク。(古洋画とイヤミのシェーをオーバーラップ?)

この白木屋(しろきや)呉服店は時代劇に度々出てくる老舗で、火事に纏わるエピソードや東急百貨店に絡む逸話は事欠かないが、この店はただ単に屋号が同じというだけかも知れない。

おっと、ここに博物館が。 なんの博物館だらふ。

出ました。赤塚不二夫会館。

洋画「お熱いのがお好き」のマリリンモンローと「熱いトタン屋根の猫」はリズことエリザベス・テイラーをもじったパロディかな。

よく見ると、ニャリリン・モンローが猫を抱いている。

そうだ思い出した、赤塚先生の家に遊びに行ったとき、猫を飼っていらした。 あの猫の名前は・・・・・・。

たしか「菊千代」じゃなかったかな。映画好きの先生だったから「七人の侍」の三船敏郎演ずる主役の菊千代からとったとか聞いた記憶がある。

これは、天才バカボンのパパなのだー。

なるほど先生らしい。写真に撮ると魚眼のように、ウルトラゾーンのように歪んで揺らいで映るように上手く設計されている。芸が細かい。恐れ入りました。

これは何だ?待合か。右の連れも微笑ましく魅入っているようだ。

ああ、そうか。連れが笑っているのが分かった。男が接吻をしているのが不自然、滑稽に思えたのだろう。

これもパロディ、いや赤塚ギャグなのだ。名匠小津安二郎を小猫になってるし、原節子が鰹になってる。

しかし、この町で生きたなま猫は見なかったがどこに隠れたんだ。

 

いたっ。

ここに、仔猫ちゃん。

ソフトクリームを舐めてるにゃーん。

何のソフトだ? マロンソフト。見るからにマロンつぶが栗っぽいな。

えっ、これで¥300?ここまで来た甲斐があったな。

美味しさの独り占めはいかんな。ここは「クレープハウス・ベリー」(☎0428-22-0223) だにゃ~ん。

 

下落合からここに引っ越してきて赤塚さん、のびのびと人々の心の中で育っているいるようでよかったね。良心のふるさとの村長さん、ありがとう。

 「これで いいのだ」