春夏秋冬 四季折々の自然を楽しめる日本は実に魅力的だ。
ここ秋川渓谷を知ったのも「TOKYOウォーク2016」に出て、秋になったら来ようと秘かに計画を練っていたからで、秋らしいここの秋はまさにこれから本番を迎えようとしているようだ。
秋川駅よ、ふたたび。
秋川渓谷の入口、JR五日市線の秋川に宿をとって、というのも同じ東京とは申せ電車やバスの本数が格段に違う。日帰りなどというのは土地勘のあるもののこと。
先ずは無難な近場から慎重に探りを入れていく。ここを拠点に同じJR五日市線の武蔵五日市まで向う。
フロントレディーの案内でステーキ店を訪れ地域の空気的感触を掴む。
そして同じ線上のエリア、武蔵五日市に粛々と駒を進める。
この現場で確かな情報収集は観光案内所。
日数、時間、などによって目的地を絞る。
で、ヒットしたのが ここ
あきかわ ではなく あきがわけいこく と濁るのがまんず正すいらすぃ。
この日は粉糠雨のせいもあり稜線もおぼろげになにやら幻想的でさえある。
東京の田舎、ふる里に来たという実感がしてくるべ。こころなしかきんたま身が引き締まる思いがすんべな。ぶるっ。さぶっ。
汽車もバスも1時間に1~2本だっぺ。はぁ~えれぇ田舎さ来たもんだべや。乗り遅れたらどうすんべなぁ~。
澄んだ空気。秋川の絶ゆまず流れる瀬のせせらぎの轟音。
神田川とは早瀬が違うべなぁ。だいいち、あんなでっけえ岩っころなんぞ転がってねえもんなぁ。
おりょっ、橋が見えてみたっぺ。
こりゃ石橋だべ。石橋を叩いて渡るべ。 ん?これがあのゆーめーな石舟橋。あいしー。
いやこりゃ反対側から見た貴重なショットでねえか。
ふつーは、こっちが玄関でねえのか。
ああ、これが正面だ。 なんだか総天然色みてえだな。四季の色みてえで、絵葉書のごたる。
あんまし見とれてねえで前進すべ。 おりょ。
温泉場♨ なら、ちょびっと浸かっていこ。 バスに乗り遅れないようにちょっとだけよ。
はあ~ええ気持ちださけ、 足からポカポカしてきたっちゃ。
ありゃっ、四囲の景色が色付いて見えてきたべな(@_@)
ごくらく 極楽、つるかめ鶴亀。
山紫が東山魁夷の絵のようでいて島崎藤村の夜明け前のような黎明。
さて…… それでは、また。
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