| イチロー球宴初のランニング本塁打=3打数3安打、斎藤も好投-米大リーグ
【サンフランシスコ10日時事】米大リーグの第78回オールスター戦は10日、ジャイアンツが本拠地とする当地のAT&Tパークで行われ、マリナーズのイチロー外野手はア・リーグの1番中堅で先発出場し、1点を追う5回に右中間へ球宴史上初となるランニング本塁打を放った。この本塁打が逆転2ランとなった。(時事通信) [記事全文]
[写真]オールスター戦の5回、球宴史上初のランニング本塁打を放ち、笑顔で生還するマリナーズのイチロー(右)。この本塁打が逆転2ランとなった(10日、サンフランシスコ)(AFP=時事) |
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米球宴:イチローが2点ランニング本塁打 史上初
【サンフランシスコ】米大リーグの第78回オールスター戦は10日(日本時間11日)当地のジャイアンツの本拠地、AT&Tパークで行われ、7年連続出場のイチロー(マリナーズ)はア・リーグの1番・中堅で先発出場。0-1の五回1死一塁、右越えに勝ち越しの2点ランニング本塁打を放った。ランニング本塁打は球宴史上初で、日本人選手が球宴で本塁打を放つのも初めて。イチローは一回から3打席連続安打し、7度目の出場で初めて複数安打をマークした。
斎藤(ドジャース)も七回から7番手で登板。岡島(レッドソックス)も初の大舞台を踏み、日本選手は過去最多タイの3人が出場した。地元ジャイアンツからは、メジャー歴代最多の755本塁打にあと4本と迫っているボンズがただ一人選ばれてナ・リーグの2番・左翼で先発し、ひときわ大きな拍手を受けた。
勝ったリーグが、ワールドシリーズの開幕戦を含む4試合の地元開催権を得る。
◇7年連続出場でも、薄れぬ喜び感じ…
7度目の球宴。ア・リーグの「1番・中堅」に座ったイチローのバットに、サンフランシスコのファンはスタンディングオベーションを送った。
一回の第1打席。2球目を一、二塁間へ運んで2年ぶりのヒットをいとも簡単に放つと、三回の第2打席では、外角低目の変化球を左前に落とす。そして1死一塁で迎えた第3打席。初球を振りぬくと、打球は右翼フェンスを直撃。外野手がクッションボールの処理にもたつく間に一気に本塁を駆け抜け、オールスター史上初のランニング本塁打となった。
前半戦では自己最高の打率3割5分9厘と、今季は打撃好調。それに呼応するように、ここ数年低迷していたチームは前半戦をア・リーグ西地区で首位に2.5ゲーム差の2位でターン。精神的には最高の状態で、「前半戦の目標に入ってきている」と表現する球宴に乗り込んできた。7年連続出場とはいえ、イチローは「(シーズン)200安打は自分だけのものだが、オールスターは自分以外の力が作用する。近くはならない」。だからこそ、何度選ばれても薄れることのない喜びを感じ、それをフィールドで表現してみせた。
「常に数字だけでなく見ている人に楽しんでもらえることが、僕にとって一番大事なこと」とイチロー。晴れ舞台で見せたその姿勢は、後半戦もそれ以降も変わることはない。
○…ナ・リーグの先制点をたたき出したのは4番に入った37歳のグリフィーだった。一回、中前打で出塁したレイエスが二盗し、2死二塁で迎えた第1打席。5球目の外角への直球を中前に弾き返し、レイエスを迎え入れた。00年に通算400本塁打を達成した後は相次ぐけがで苦しんだが、ナ・リーグ最多得票で返り咲いた球宴で、ベテランが存在感を見せつけた。
毎日新聞 2007年7月11日 11時09分 (最終更新時間 7月11日 12時02分)
イチローがMVP、史上初のランニング本塁打 米大リーグ・オールスター
日本人選手3人が参加した米大リーグの第78回オールスター戦は10日(日本時間11日)、サンフランシスコジャイアンツの本拠地AT&Tパークで行われ、7年連続出場のイチロー(マリナーズ)はア・リーグの1番・中堅で先発出場。球宴史上初のランニング本塁打を放つなど3打数3安打の活躍で日本人初のMVPに輝いた。(産経新聞)
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[写真]オールスター戦の5回、球宴史上初のランニング本塁打を放ち生還するマリナーズのイチロー(右)。この本塁打が逆転2ランとなった(10日、サンフランシスコ)(AFP=時事)

