昨夜 ワーサルシアター八幡山にて鑑賞。
”結婚”という題材と共に
主宰 幸野さんのシナリオへの愛情を描いた作品のように感じた。
劇中、新人作家 美香を演じる主演 縄田智子さんに対し、
”登場人物に責任を持って描いているのか?”と問いかける場面がある。
素人目に舞台を拝見しても、
脚本がなぁ！！なんて偉そうではあるが感じたりすることは度々。
どんな作品であろうとも
脚本が良くて悪い作品・舞台はあっても、
脚本が悪くて良い作品・舞台はありえないのかもしれない。
何の気なしな言葉ではあるが、
我々にとってもシナリオの重要性を改めて感じさせてくれた
興味深いシーンであった。
日替わりゲストが登場するシーンについては、
カーテンコールで幸野さんが謝っていたが 確かに時間配分がルーズであったかも。
ストーリーの流れに沿った場面であるので
あのグダグダ感はもう少しどうにかして欲しいとは思った。
ま、二日目からは上手く進行されていくのだろう。
あらすじを読まずに作品の鑑賞に挑んだので、
メタフィクションな作品であることに
恥ずかしながら途中まで気づかなかった。
ネタバレになるので
深く書けないのは残念だが、
大惨事が起こるシーンでの
主演の縄田さんだけが微かに、、、、を見せるシーンまでは。
終演後 一言お話させていただいた縄田さんによると、
初日なので緊張もありいろいろと改善されるところもあるようで、
もう一度作品を拝見する際には
様々なキャストの一挙手一投足に眼を凝らしながら
作品を味わいたいと思う。
幸野ソロ ～第5ソロ～「Hello Wedding」
ワーサルシアター八幡山
出演：
Ｈチーム
縄田智子
有坂亜里紗
小島ちはる
浦田歩夢
Ｗチーム
伊藤えみ
沖田愛
鈴木奈都
水野綾子
ＨとＷの両公演出演者
小林 強
松本昇大
久岡裕志
中谷 中
浪打賢吾
飯塚智紀
武田和久
加茂翔太
佐久間章裕
タイムテーブル
Ｈチーム
10月30日(水)Ｈ 19:30
11月 1日(金)Ｈ 14:00／19:30
11月 3日(日)Ｈ 13:00／17:00
Ｗチーム
10月31日(木)Ｗ 19:30
11月 2日(土)Ｗ 14:00／19:30
11月 4日(祝)Ｗ 13:00／17:00
新人作家の美香は映画プロデューサーから「婚活」を題材にした脚本の依頼を受ける。
脚本の主人公の愛に思いを託して書き進めるうちに「結婚」とは何か？！「人を愛する」
とは何か？！が分からなくなり…。
作家が書く物語の世界と現実の世界が交差しながら話が進むメタフィクション構成―。
脚本のキャラに励まされ共に考えた美香は、最後の思いを愛に託すが…。
果たして脚本は完成するのか？！そして「結婚」とは「人を愛する」とは何なのか？？
幸野ソロが2013秋にお届けする―群像婚活劇。お楽しみに!!!