このところ、あっという間に1日が過ぎてしまって、バタバタしています。

 

イヌと保護シカたちは変わらずマイペースな日々を過ごしています。

 

今日は今住んでいる家より山深い所の我が家の土地に行ってきました。

 

我が家の土地には、昔ここで暮らしていた方の小さく古びた平屋があり、この一室にコウモリさんが棲んでいます。

 

同居人Kがコウモリさんと何度もあっているので、わたしも挨拶したいと行きましたが、コウモリさん不在でした。残念。

 

ここにコウモリさんがぶら下がっているそうです。

 

コウモリさんは時折ダンスをしているように、体をリズムよく左右に揺らすそうで、その様子を見た同居人は興奮していました(笑)。

 

この土地(山も含む)は、ある目的で購入したのですが、ここに住むのは気が進まないので(現状では住めない理由があります)、野生動物たちのための土地としてこのままにしておこうと考えています(何かの有事のさいは、ここに避難するかもしれませんが)。

 

住む場所も一瞬で「ここだ!」と思うところがあれば、そうでない所もありますよね。

 

家に帰ると、室内でシカたちが休んでいて、床にオシッコとウンチがしてありました(いつものこと・笑)。

 

散らばるウンコをよく見ると……。

 

 

フンコロガシさん(笑)。オオセンチコガネ

 

 

 

この後、オオセンチコガネさんはウンコと共に庭に移動してもらいました。オオセンチコガネさんは、危険を感じると「ジジジッ」という風に小さな声で鳴きます。

 

 

夜になり、天井から目線を感じるなと思ったら……。

 

ヤモリさん。

 

 

ヤモリさんは、たまに天井からわたしの頭の上に落ちてきます。

 

しかし、ちゃんと頭や体の上に着地しているので、いつもすごいなと思っています(笑)。

 

 

今は見なくなったカメムシさん。

 

 

この写真は夏前のものです。

 

カメムシサンは人間からよく思われていないですが、カメムシさんもまたひっそり静かに生きている種で、小さな体で冬を越えようとする姿に「なんとか乗り越えてね」とつい声をかけてしまっています。

 

とても愛らしい生き物たちですが、人間以外の動物種に対して、恐怖や危機感を煽る報道などこの社会では頻繁に行われています。

 

そのようなプロパガンダが人間と他の種との軋轢をより生じさせていると常々思います。

 

そもそも、種の異なる生き物たちを恐れる必要はないのです。

 

わたしたち人間が他の種のについて関心を持ち、その種の習性や行動、動物の基本性質などを学ぶことで、恐れる必要はない、ということがよくわかると思います。

 

恐れる必要はないですが、個々の動物たちを思いやる観点からと、事故防止の観点から、動物たちへの気遣い、配慮といった行動などに気をつける必要があります。

 

野生動物たちは恐怖の対象ではなく、わたしたち人類の隣人であり、仲間です。

 

隣人や仲間とは、よい関係性を築こうとするのが(人間を含む)動物ですよね。

 

動物たちは、爆発的増加を示すヒトに対しても、不必要な争いを避け、ヒトとの共存を実践しています。

 

動物たちが人間を威嚇したり、攻撃したりする理由は、恐怖・痛み・不快かであるということが数々の研究から明らかになっているため、わたしたち人間側が他の種に対して、思いやりある個々の動物たちの習性や意思、感情などを尊重した接し方をしていれば、事故に繋がることはほとんどありません。

 

人間は動物たちの行動などを変えようとする行為を常に行っていますが、そうではなく、人間ひとりひとりが学習して成長し変っていかなければいけないと思っています。

 

そのためには、思考は柔軟に情報は広く深く、更新し続けていくことだと思います。

 

わたしもそのように生きられるよう努力したいです。

 

野生動物たちを恐れる前に、動物たちのことを知る(歩みよる)ことを意識してみよう。そして、人間以外の生き物たちに敬意の念を抱いてくれる方が増えるといいなと思います。

 

●現在人はなぜ虫嫌いが多いのか?についての記事は以下です下矢印

 

 

 

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