同居人Kと久しぶりに山の方へ車へ出かけました。

 

山を観察する目的ですが、車を買い替えたので、その車の(わたしの)運転練習もかねて行ってきました。

 

車を買替えた理由は、災害時にイヌと保護シカたちと一緒に避難したいからです。

 

我が家は住宅が連結しているので、火事がとても怖いのです。

 

万が一に備えて、みんなが乗れる大きさの車を買いました。

 

後のサイドの窓がないタイプ↓↓↓なので、シカたちも少しは落ち着けると思います。商業用なので座席は2席です。

 

内装(後のスペース)は鉄板むき出しなので、コンパネにクッションフロアを貼った床を作る予定です。

 

 

 

山手の地では、野生動物たちの対策としてポリエチレンのピングのテープが流行っており、どの田畑にもピンクテープが張られています。

 

このピンクのテープは物によっては劣化しやすいのもあり、ボロボロになると撤去作業の負担がかかるのですが農家の方たちには人気です。

 

人工林の山は相変わらず荒れており、下草が生えない多様性に非常に乏しい森林環境が広がっています。

 

道路をゆっくり走行していると、道路脇の小規模面積の空き地にごんぼ(1歳になった若い♂のシカ)が一頭いました。

 

そのシカさんは小さな空き地に生えているわずかな植物を食べていたようで、わたしたちに気づくとこちらを見て5秒ほどジッとしてから山の中へ姿を消しました。

 

お食事の邪魔をして申し訳なく感じました。ごめんなさい。

 

人間の迫害から逃れてなんとか生き延びて立派なおとなになり、あなた独自の生涯を歩んでほしいです。

 

 

 

ところで、インスタグラムを見ていると、産まれて間もない困っている子鹿を母親のもとに返す動画が流れてきました。

 

● 動画はこちらです下矢印

 

 

 

人間の男性がとてもゆっくりとした動きで、困っている子鹿の側へ向かいます。

 

その様子を心配そうに警戒しながら見ている母シカさん。

 

男性は母シカに「Hey Baby」とやさしい声で挨拶をし、その後、動画を撮影していると思われる人間の女性が「It’s OK」など、シカさんたちにやさしく声かけをしています。

 

子鹿を救護する男性の動きが落ち着いていてゆっくりなのでとてもいいです。

 

男性が子鹿の側へ近寄った時に、子鹿がおどろいて鳴きましたが、その後に男性は一瞬動くのを止めているので、それもよいと思いました。

 

子鹿を芝生の上に置いた時に子鹿さんが転んでしましたが、その姿に女性がまたやさしく子鹿を励ます声かけをしています。

 

動物たちに対するこのやさしい思いやりある声かけがわたしは大切なんじゃないかなと思っています。

 

他の国では、森でクマと遭遇した際に、ほとんどの人が「Hi bear」とクマに声をかけています。その時の声のトーンは低くもなく高くもないやさしい声かけです。もちろん声の大きさは小さめです(動物たちに刺激を与えないように)。

 

クマにやさしく声をかけてから、落ち着いてクマから距離を取っているので、さすがだと思います。この声かけは挨拶であると同時に動物たちの興奮や刺激をなだめるものだと思います。

 

ただし、この声けは動物たちの様子を観察できる人間が行うのが望ましいです。なぜなら、動物たちの観察ができない人間は、無意識に動物たちへ不快感や恐怖感を与えるからです。動物たちへ挨拶や声かけをしてみて、動物たちが不快を示すようであれば、声かけは行わないことが賢明です。

 

動物たち(主に哺乳類)への挨拶で共通するのは、ボディランゲージを使用したカーミングシグナルです。動物たちと目があったら、目線をそらす、または瞬きを数回するなどです。このシグナルは、動物たちに「あなたに敵意はありません」と伝える友好的なシグナルで、イヌやネコ、シカやイノシシ、ウシ、ヤギなど多くの動物たちが使用するシグナルです。

 

乱暴な声かけや動物たちを目をガン見するのは、動物たちに恐怖を与え、動物たちを警戒させてしまうので、事故に繋がる可能性が高いです。

 

他の種への敬意を持ち、他の種を敵対していない人間は、自然と動物たちへ思いやる挨拶かけができます。

 

このような動物たちへの挨拶は、気持ちに言葉が伴うものなので、普段から他の種に対して、平和的思考でいることが事故の回避にも繋がります。

 

 

動物たちを見かけた時、「追い払う」ために動物たちを「脅かしてやろう」という男性が非常に多いですが、そのような乱暴なことは止めて、他の種と友好的に関わっていけるおとなになろう。

 

 

気温が高くなり厳しい季節に差し掛かっていますが、(動物たちも含め)みなさん、体長を崩されませんように。

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