今朝はイヌのひよりちゃん(♀10歳)と保護シカすぐるちゃん(♂7歳)がわたしを起こしに来てくれました。
目覚めにみんなのキラキラしたお顔を見られることに、この上ない喜びを感じます。
しばらく気分が落ち込んでいたわたしですが、今日になりやっと少し浮上してきました。
わたしの心の落ち込みを心配してくださっていたみなさん、ご心配をおかけしました。また前向に活動をやっていこうと思います。お気遣いをお言葉をありがとうございましたm(__)m。
ところで、シカ友さんが今日、奈良公園い行き、シカたちの観察やゴミ拾いなどを行ってたのですが、奈良公園にたくさんんのゴミが放置されていたので、唖然としたそうです。
奈良公園には多くの観光客が訪れますが、ゴミ箱がほとんどない状態です。
ずいぶん前から、奈良公園のゴミ問題は取り上げられていますが、ゴミのポイ捨てはあまり改善されていないようですね。
公園に落ちているゴミをシカたちが食べて、胃にゴミ(プラスティックなど)が蓄積し、栄養状態などが悪化し死亡するシカたちがいます。
奈良公園のゴミについては、「外国人の仕業だ」と言われていることがありますが、コロナ過で観光客が激減した時期の奈良公園のゴミの数は減っていなかったそうです。
奈良公園のゴミ問題に触れたダイヤモンドオンライン記事にこのような内容が書かれています。
ゴミのポイ捨て問題を「マナーの悪い外国人観光客」ばかりに押しつけてきたが、実はその問題には、かなりの割合で「マナーの悪い日本人観光客」が関与している可能性がある。つまり、我々は自分たちのマナーの悪さをゴマかすため、あとからやってきて反論の機会もない外国人を、スケープゴートにしていた恐れがあるのだ。
「そんなバカな」と思うかもしれないが、バブル期くらいまでは世界の観光地で「マナーが悪い」と言えば、日本人と相場が決まっていた。1987年の『タイム』誌では、日本人観光客を「世界の観光地を荒らすニュー・バーバリアンたち」として特集している。
●ダイヤモンドオンライン記事↓
わたしは年に数回、奈良のシカの調査に参加していますが、その時に日本人の礼儀ない行動が目立ちます。
公園のゴミ問題を他の国の人の「せい」にするのは、野生のシカたちに一般的に言われていることと地続きです。
近年、日本の市民の間では「○○を誰かのせいにしない」「責任転換しない」というエッセイなどをよく見かけるようになり、その発信に多くの「いいね」がついていることがあります。
しかし、実際は誰かのせいにしていたり、他の種のせいにしていたりすることが非常に多いです。
日本の歴史を知ると、日本は誰かに濡れ衣を着せることが染みついているように思います。
その背景には様々な思惑や心理的反応などがあると思います。
まずは、自国に目を向け、この国の問題と向き合う必要がります。
この社会には数々のトラップがあるので、ひとつでも多くそれに気づくことが肝要です。
なにやら難しそうなお顔のひよりちゃん。何を考えているのか教えてほしいところです。
奈良公園のゴミ拾い活動やシカたちを見守ってくださっているみなさん、いつもありがとうございます。
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