今朝は保護シカすぐるちゃん(♂7歳)がわたしを起こしに来てくれました。

 

布団の上に前脚をかけて、わたしの顔を念入りに匂いをして、前脚で布団をカリカリ。

 

「もう少し寝てたい~」とすぐるちゃんに言いましたが、すぐるちゃんは「起きなさ~い!」と言って掛け布団を口に咥えてめくりました(笑)。

 

グズグズと起きたわたしに、イヌと保護シカたちは「やっと起きた」という感じの表情でわたしを見ていたのが印象的です。

 

ところで毎晩、寝る前にみんなでほんの少しの夜食を食べます。

 

食べた後にわたしは布団を敷くのですが、すぐるちゃんが布団と夜のオヤツを関連付けたようなのです。

 

寝る準備をしていると、すぐるちゃんはベッドの上で仁王立ち(笑)。

 

 

スノコベッドの上からわたしの姿を目で追うするぐちゃんは、わたしに明らかに「おやつやね!」と言っています。

 

わたしは思わず、すぐるちゃんおもしろいこと考えているんだね、と思いました。

 

シカたちもイヌたちのように、生活パターンを記憶し先回りしてスタンバっていることがよくあります。

 

保護シカのぞちゃん(♀推定6歳)は、牧草入れの牧草がなくなった時にわたしにそれを教えてくれます。

 

どのように教えてくれるかというと、牧草入れの前で「ピィ~~~」と少し高めの細い声で数回鳴きます。

 

のぞみちゃんはどうずればわたしに牧草がなくなったことを伝えようか考えて「ピィ~~~」と鳴くことにしたのではないかと想像しています。

 

のぞみちゃんはおしゃべりさんで、おいしいもんを食べた後も「ピィ~~」と鳴いて「おいしかった!」と言います。

 

この行動は、山のシカさんでも見たことがあり、少し高い枝の葉を体を伸ばして頑張って食べることができた若シカさん。そのシカさんは、葉っぱを食べた後にのぞみちゃんのように鳴いていたのです。

 

シカたちも本当にとても感情が豊かです。

 

のぞみちゃんが鳴く時は、何か言いたいことがある時がほとんどなので、のぞみちゃんが鳴いていたらわたしは必ず、のぞみちゃんに「どうしたの?」とのぞみちゃんの心の声を聞きに行きます。

 

少し不安な時や撫でてほしいとき、困っている時など様々ですが、みんなの声を聞いて(観察して)、みんなが少しでも快適に暮らせ、心あたたかな生活になるように、わたしも観察眼により磨きをかけていきたいと思っています。

 

動物たちは実によく考えて行動しているので、動物たちの行動の観察や個々の動物たちへの観察力を身につけて、動物たちが必要としていることに答え、同居動物たちと共に心豊かな日々をすごしてほしいなと思います。

 

 

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