イヌと保護シカたちのお世話で今日もあっという間にすぎました。
わたしが寝るときに布団を敷くスノコを見ると、スノコの隙間がとんでもなく汚れていて(土埃)、スノコを全て移動すると、床にはシカたちのウンコやホコリがあり「ひぇ~」となりました。
掃除機を使い、スノコの隙間の埃などを吸い取っていると、保護シカすぐるちゃん(♂6歳)が、「掃除機!!」と言って、近寄ってきました。
すぐるちゃんは、掃除機が大好きなのです(笑)。
掃除機の音を嫌がると思っていたのですが、それ以上に掃除機の匂いがよいみたいで、本体に顔をこすりつけます。
何を好みとするかは、個々の動物たちによって違うのでおもしろいなと思います。
ところで、イギリスの英国鹿協会が、シカたちの出産時期に伴い、「シカの福祉問題に関する春の意識向上」と題した記事をホームページに投稿していました。
記事によると
英国鹿協会 (BDS) は鹿の福祉に関する重要な問題に光を当てています。よりよい理解と責任ある行動を促進することを目的として、BDS は一般市民の協力と、鹿の安全と福祉に関する簡単なガイドラインの遵守の必要性を強調しています。
(翻訳機能使用)
ということで、母親から離れて隠れている子鹿の誤った保護の回避や、イヌにシカを追わせないようにイヌの管理をすることなどの注意喚起が行われています。
BDS ベビーディアコード
BDS 子鹿規約では、子鹿に遭遇した個人に対して、以下の簡単な手順に従うことを推奨しています。
- すぐに立ち去ってください
- 人間の匂いが母鹿の帰還を阻止する可能性があるため、鹿に触れたり持ち上げたりしないでください。
- 犬にはリードをつけ、制御してください。
BDS が取り組んでいるもう一つの緊急の問題は、犬による鹿への襲撃が急増していることである。犬による襲撃は、しばしば極度のストレス、重傷、そして非常に多くのケースで苦痛を伴う死をもたらす。この慈善団体は、特に鹿や他の野生動物が徘徊する地域では、責任ある犬の飼育と警戒の重要性を強調している。
「犬の飼い主は、ペットに鹿を追いかけさせることがもたらす結果を認識する必要があります」とチャールズ・スミス・ジョーンズは言う。「犬を厳重に管理し、カントリーサイド・コードに従うことで、野生動物とペットの両方に不必要な危害が及ぶのを防ぐことができます。」
イギリスでもシカの個体数調節が行われていますが、上記のようなシカの福祉を考えた啓蒙活動が行われています。
日本の場合は、政府や行政がシカの「駆除」を行っているので、シカの福祉など考えられないという動きになっていますし、日本は未だに野生動物には福祉は適応しないという人もいます。時代錯誤がひどいです(泣)。
しかし、イギリス以外の国、例えばアメリカやカナダなども、シカの個体数管理を行っていても、シカの苦痛を回避するシカの福祉を考え、それを形にしているのです。
日本も野生動物たちの殺害ばかり行うのではなく、こういった世界の動きについていけるように、自然環境教育や自然環境保護について、もっと積極的に政府や行政は取り組んでいかなければいけないなと思います。
すぐるちゃん、掃除機好きなの以外だねっと思った方は、
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