雨が降っていましたが、今日は歯の診察予約日だったので、イヌと保護シカたちにお留守番を頼んで家を出ました。

 

天気の悪い日は、みんなと家で過ごようにしていますが、病院の予約日は変更できないこともあり、みんなにお留守番を頼む時もあります。

 

幸い今日の山里は大雨ではなかったのでよかったです。

 

わたしが家を出て、10分後ぐらいに同居人Kが帰宅してくれたのもよかったです。

 

わたしが家に帰ると、保護シカのぞみちゃん(♀推定6歳)はテントの下で休んでいて、保護シカすぐるちゃん(♂7歳)とイヌのひよりちゃん(♀10歳)は、同居人Kと部屋で寝ていました。

 

お留守番時に何もないことがとてもホッとします。

 

ところで、シカたちの保護を行ってとても重宝した物があります。

 

浅井商事の「ポリスポイト」(2㎖2本入り)です。金額は100円前後です。

 

 

手の平に乗る小さなスポイトですが、これは産まれたばかりこ子鹿やおとなのシカさんにも使えます。

 

この細い先と長さが、保護動物の口の中に水分を含ませるにはちょうどよく、保護したばかりのシカさんであっても、このスポイトで口に水分を入れてあげると、その後、自ら「もっとほしい」と言って、水分摂取の助けとなっていました。

 

先が細いでの、シカさんの口に入れても、あまり不快に感じないようで、我が家が保護したシカたちにはこのスポイトは人気でした。

 

しかし、個々の動物たちによって、不快に感じる物や事、苦手があるので、目の前にいる動物たちに聞きながら(ボディランゲージや表情、筋肉のこわばりなどの観察を行いながら)、動物たちが嫌がることをしない看病をしてほしいなと思います。

 

 

保護動物の体調の具合もあるので、最初、水分はこのスポイトを使用して少しずつ飲ませてあげますが、その後は、ぬるま湯をボールに入れて飲んでもらいます。

 

産まれたばかりの子鹿さんのミルクは哺乳瓶で飲んでくれないこともあるので、はじめはこのスポイトでミルクを少しずつ飲んでもらいます。

 

そして、人工的なミルク(例えばイヌ用のミルク)に馴れてくれたら、乳首から飲む練習を始めます。

 

産まれたばかりの子鹿の保護は、保護環境や人間の子鹿さんへの接し方によって、その後が大きく変化しやすいため、衰弱したり負傷した子鹿さんを保護した場合は、保護空間と接し方に十分注意をして、最大の配慮ある接し方をしてほしいと思います。

 

24時間体制で保護動物の治療やお世話をするのは当然のことなので、責任ある保護を行ってほしいです。

 

動物の保護には常に「保護主の責任」が伴います。

 

動物を助けたい気持ちと平行して、その知識を身につけ、準備をしておこう!

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