我が家は今日も穏やかな時間が流れていました。

 

全力でお散歩を楽しんだ後は、ぐっすり眠るイヌのひよりちゃん(♀10歳)。

 

 

お昼になると保護シカたちも室内に入ってきて、ゆっくりとしていました。

 

奥・保護シカすぐるちゃん(♂7歳)。手前・のぞみちゃん(♀推定6歳)。

 

のぞみちゃんは、タオルで遊ぶブームが再到来しているので、のぞみちゃんの側には高確率でタオルが(笑)。

 

 

ところで、最近、頻繁に報道されている野生動物たちの悲しいニュースに接して、心がとても沈んでいます。

 

先ほど流れたニュースでは、電車とクマの接触事故が報じられていました。わたしが見た記事には人間側の被害について述べられていますが、クマたちの被害については触れられていませんでした。

 

野生動物と車両の接触事故は、かれらの生息地を分断する形で道路や線路を建設した行為の結果です。このような事故は想定されるものです。

 

人間や山へ足を踏み入れることによって引き起こされるクマとの事故も同様に問題です。かれらの生息地にむやみに侵入しることは適切ではありません。山菜採りや木の実を収穫するために山に行く際にクマと遭遇するニュースは毎年のように報道されていますが、そのような状況を避けることが重要です。

 

もし、山菜や木の実、野の草花を収穫することが生活の必需であるとするのであれば、それは政治的な問題です。

 

野生動物たちは、人間が乱暴に開発する自然環境で生きています。かれらの生活は非常に過酷であり、かれらは自分自身のや子ども、家族、仲間の安全を守りながら生きています。その大変さを想像したことがありますか?

 

野生動物であっても、最初から自然環境で生きることが簡単なわけではありません。かれらは産まれてから様々なことを経験し、親やきょうだい、仲間から学んだことによって自然環境での生存術を習得していきます。また、産まれる前から母親のお腹の中で生きるために必要なことを身につけていることもあります。たとえば、警戒行動などです。

 

厳しい自然環境で生きていくために、野生動物たちは様々なすぐれた能力を持っています。経験と能力に基づいて思考し、かれらは家族や仲間、友人と協力し、毎日を懸命に生き抜いています。

 

現在、この社会では野生動物たちは敵視され、偏見や差別の対象とされています。わたしはこの状況に大変心を痛めています。

 

自然環境やその中で暮らす動物たちに対する加害は、わたしたち人間によるものであり、野生動物たちは被害者なのです。

 

地球上で他の種と共存し、地球で生きていく覚悟を持ち、自然環境や野生動物たちに対して暴力をふるうことのない行動をわたしたちはしなければいけないと思います。

 

 

厳しい環境で生活する野生動物たちを応援したいなと思った方は、にほんブログ村のクリックをお願いしますクローバーくまクローバーイルカいのしし

  ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 環境ブログ 自然保護・生態系へ
にほんブログ村