今日は朝から雨が降っていて、イヌも保護シカたちもわたしも活動量の少ない1日を過ごしました。

 

 

井戸小屋のデッキで雨宿りする保護シカのぞみちゃん(♀推定6歳)。

 

午後は室内でみんなお休みzzz

 

 

今日の午後から奈良近鉄駅前で神鹿を守る会のメンバーが奈良のシカの殺処分回避のための署名活動を行いました。

 

●今日の署名活動の様子はこちらです下矢印

 

 

 

この署名活動は5月4日も行われ、わたしは4日の午前中に参加する予定です。

 

奈良のシカに関する報道などを見ると、「(シカ)が増えているから~」と必ず言われています。

 

しかし、奈良公園内のシカの個体数は大きな増減はなく、ある程度一定の個体数を保っています。

 

 

 

画像出典:奈良の鹿愛護会HP

 

奈良公園のシカの個体数について、奈良のシカを長年観察している研究者も「シカたちは増えていない」という認識です。

 

たとえシカたちの個体数が増えていたとしても、それがシカたちを殺してよい理由にはなりません。

 

シカ個体数は捕獲圧のみ増減すると研究者の方たちは信じているそうですが、シカの個体数は捕獲圧がなくても増えないことが研究で示されています。

 

つまり、シカたちが生息する自然環境によって、シカ個体数は自然と調節されるのです。

 

このような研究報告があるにもかかわらず、シカたちを殺したがるのはなぜでしょう?シカを殺すことで人間の利益になるからではないでしょうか。シカの殺害によってさまざまな領域の人たちの利益に繋がっていますよね。さらに野生動物問題は政治的なので、そこには大きな政治の問題があります。

 

そしてその他の問題は、感覚的存在である個々の存在の殺害の倫理的な問題があります。

 

その問題を避けるために、わたしたちは他の種を殺さない方法での平和共存に向け舵を取らなければいけません。

 

野生動物の捕殺を当然に思い、何も感じないことに馴れてはいけないと強く思います。

 

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