山里は雨が止み、日差しが地面を照らしていましたが、気温は低く肌寒い1日でした。

 

保護シカたちは、わらわらの上でおくつろぎ。

「今日はちょっと寒いねん」

 

 

ところで、奈良の鹿愛護会の獣医師、丸子さんが奈良市の保健所に、愛護会へ改善指導を行ってほしいという要望書を4月11日に提出されました。

 

「愛護会の獣医師・丸子理恵さんは、奈良公園内で交通事故に遭い、骨折したシカを治療する新たな用具の作成や、これまで行ってきた病理検査などが、2023年12月以降、奈良の鹿愛護会の幹部の指示によりできなくなっていると主張。4月11日、愛護会に改善指導を行うことなどを求める要望書を奈良市保健所に提出しました。」(奈良テレビ放送記事)

 

 

奈良のシカを取り巻く問題は複雑で深刻なものです。奈良市保健所は、交通事故で負傷したシカの治療や検査が中断されていることについて、「行政指導を行う権限はない」と述べました。

 

このような状況の中で、獣医師の丸子理恵さんは、シカたちの救護に熱心に取り組み、直面する課題の改善に尽力されています。 しかし、シカを取り巻く現状は、シカたちが置き去りにされる方向に進んでいます。

■課題への取り組み

わたしは、この深刻な状況に言葉を失います。奈良のシカに関するさまざまな取り決めをする人々の意識の問題は明らかですが、行政は判断をより慎重に行う必要があります。 

 

ことの重大さを認識し、理解した上で、行政はどのように対応すべきか真剣に考えなければいけないと思いました。シカの健康と福祉を守るための具体的な対策を立案し、実行に移すことが求められています。

■終わりに

今回の市のコメントに、わたしはショックを受け、疲れが急に出てきました。しかし、この問題に向き合い続けることが重要です。シカの命を守り、人とシカの平和的な共存を実現するために、関係者全員が力を合わせる必要があります。

 

WDIは丸子獣医師を応援しています。

#奈良のシカを守りたい

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