昨日は朝早くから奈良公園へ向かいました。
奈良のシカたちを見守る活動をされているメンバーの方たちと奈良公園に集まりました。
「おはよー」と奈良公園のシカさん。
昨日は、わたしの手をやさしく舐めてくれるシカさんがふたりいました。
舐めてくれて、ありがとうね。
奈良公園には、シカさんたちが出入り出来ないように柵の設置がしてある場所があります。
この柵はどのような理由で設置されているかわかりませんが、柵内の地面を見て、シカさんたちがいなくても、下層植物が生えない場所には生えないのだなと思いました。
午前11時頃になると、奈良公園には多くの観光客が訪れていて、人でごった返していました。
奈良のシカ(奈良公園やその周辺で生活するシカ)さんたちは、昔から人間に翻弄され続けています。
現在もそうで、シカさんたちは観光資源として利用され、厄介になれば「捕殺」されています。
本来であれば、奈良県の観光大使であるシカたちを大事にしなければいけませんが、そうなっていないことが非常に残念に思います。
奈良のシカたちを取り巻く現状を見ていると、シカたちの利益を考え行動している人は少数であることがわかります。
シカたちを厄介者とする人間もいれば、シカたちを大事に想い、大切にする人間もいます。
奈良のシカたちを大事に想う人たちによって、シカと人間との今の関係が続いています。
その歴史と文化を重んじる奈良県になってほしいなと思います。
シカによる「害」があるのでシカは「駆除」してしまえと短絡的な考えもありますが、シカたちによる恩恵や感覚的存在である個々のシカたちの生活や生命などを考えると、奈良県はシカたちを大切にしなければいけないと思います。
世界の動きは、野生生物の保護に非常に関心が集まっていて、エコツーリズムも人気ですよね。
奈良公園にはシカたちを一目見ようと、連日多くの人が訪れています。
シカを大切にすることこそが、奈良公園の魅力になり、より人気ある場所になると思います。
シカたちの「駆除」を考えるのではなく、シカたちの利益を第一に考えた共存ができる、未来を見据えた行政の舵取りが必要なのだと思いました。
動的な地球の自然環境を受け入れ、わたしたち人間は柔軟な思考を持ち、状況に適した平和的な判断をしていかなければいけないと思っています。
奈良のシカたちの「駆除」に反対します。
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