朝から雨が降り春が少し遠のいた気温の山里です。
イヌのひよりちゃん(メス10歳)は、ひたすら寝て過ごしていました。
ひよりちゃんは大きな全身発作を起こすので、気圧変化はつらいようです。
「雨の日は少し体がだるいねんなー」とひよりちゃん。
ひよりちゃんの発作ですが、数年前からお薬を毎日飲むようになってから、発作は起こっていません。お薬がひよりちゃんに合ってよかったです。
保護シカのぞみちゃん(メス推定6歳)は、朝からずっと庭ですごしています。
保護シカすぐるちゃん(オス6歳)は、室内でお休みです。
ま~るくなってお休み☆
ところで、参議院議員の串田誠一議員が国会で、奈良のシカ(国の天然記念物)について発言してくれました。
●記事はこちらです
3月25日、奈良のシカ(国の天然記念物)たちの「駆除」エリアを拡大する方針が示されました。
記事によると、「串田氏は野生ニホンジカである『奈良のシカ』の歴史を引き『駆除を進めることを良しとするような風潮が広がることは好ましくない』と慎重な対応を要請」してくれたそうです。
串田議員、ありがとうございます。
この串田議異の質疑に「伊藤環境相は『鳥獣の適切な個体数を守っていくという意味もある』などと理解を求めた」そうです。
この「鳥獣の適切な個体数を守る」という考えは、大変おかしいと思っています。
まず、野生動物の適切な数など、人間がわかりはずありませんし、その数を決定するのは人間ではありません。
そして、人間が定めた野生動物の「適切な個体数」を維持することも、人間にはできないのではないでしょうか。
野生動植物の数は、環境と自然動植物の相互関係により導き出されます。
仮に、すでに生態系が崩れていたとしても、地球は今も生物が生存できる環境が構築されています。
つまり、エコシステムが機能しているということです。
種の絶滅により、種間の相互関係が崩れたとしても、新たに種間での相互関係が築かれることもあり、生態系はわたしたち人間が考えている以上の複雑な構造をしています。
それ以前に、自然環境とそこに棲む生き物たちを人間がコントロール(管理)しようとする考えが非常に傲慢です。人間第一主義、ご都合主義と捉えられても仕方がありません。
人類は地球という自然環境に生きながら、自然環境を受け入れようとはせず、その逆の行為ばかり行っています。
たとえ、よかれと思っていることであっても、生態系などに悪影響を与えることが往々にしてあります。
それほど、人間の考えることや人間が把握していることは地盤が緩いということです。
人間の活動が地球に悪影響を与えいることに対して、それは「人間が悪いというのは一方的な思い込みであり、その思い込みこそ破滅に向かう」という意見を見たことがあります。
人間が地球環境に行っている行為は事実であり、その事実は地球に害を与えることばかりです。
人間の行為と向き合い、その行動に反省をし、わたしたち人間は活動の仕方を改めなくてはならない局面まで到達しています。
自然環境や動物たちに行っているわたしたち人間の暴力的な行為を改め、新たな活動形態にする必要があります。
自然のエコシステムを構築しているメンバーである野生動物たちの殺害は、自然環境破壊です。
地球の臨界点は超えたと報告があるので、地球のエコシステムがいつまで機能するか不明ですが、今すぐに自然環境と動物に対する暴力を改めれば、もしかすると最悪の事態を避けることができるかもしれません。
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