翻訳家で執筆家の井上太一さんと久しぶりにオンラインでお話をしました。
人間なので、井上さんとわたしの考えは全く同じではありませんが、活動家として時々お話するのは勉強の場になりますし、いろいろな考えを持つ活動家の方たちとのお話は必要だと考えています。
井上さんは現在、動物倫理以外に女性差別問題に取り組んでいらっしゃいます。
5月には、井上さんが翻訳された『セクシャリティの性売買 世界に広がる女性搾取』が出版されます。
わたしは身体が女性なので、男性からの偏見や差別を受けて生きていますが、女性の搾取について、わたし自身ゆっくりと立ち止まって調べたり、考えたりあまりしていなかったなと思いました。
そのため、知識不足や想像力の欠如があると思ったので、今後勉強していこうと思います。
女性は男性より劣っているとよく言われますが、決してそのようなことはなく、男性が女性をおとしめているのです。
それは、直接的なものあれば、間接的なものあります。
例えば、男性について言われる言葉ですが「女々しい」に「女」が使われています。
めめしいとは、「軟弱である。いくじがない。未練がましい」などネガティブなことで使われますよね。
女性は男性より劣っているという洗脳をして、女性を男性より低い位置に置き続けています。
井上さんは「もともと偏っている言葉でどれだけ語っていけるか」とおっしゃっていました。
他には「蝕む」という言葉に「虫」が使われています。むしばむは、「①虫が物を食い、形をそこなう。虫食い。虫食いになる。②転じて、体や心を病気や悪習などがそこなう」(広辞苑)で、やはりネガティブな状況で使われます。そのため、井上さんは「むしばむ」という言葉を使いたくないとおっしゃっていました。
井上さんは、言葉自体を修正しながら語ってく必要があると言われており、たしかにそうだなと思いました。
井上さんは言葉を書くお仕事をされているので、今後の井上さんのご活動に期待したいと思います。そしてそこから、わたしも学んでいこうと思います(もちろん、自分でも考える事は続けます)。
今日は井上さんとわたしのSNSでの発信方法の話をしました。
そこで、井上さんからあるアドバイスを頂いたので、その方法で今後発信していくことに決めました。
わたしも以前からそのようにしたいと思っていたのですが、なかなか切り替えができずにいました。
このブログでは日常のことを書いて、WDIのHPに少し専門的な内容の記事を投稿していこうというもので、これだとメリハリがあっていいかなと思います。
このブログはほぼ毎日書いているのでHPの投稿などに手が回らず、HPに記事がなかなか書けませんでしたが、これからは、HPの記事も定期的に書いていこうと思います!
イヌとシカたちの生活や心の状態も乱れることなく、整えながら、活動の方も少しずつ整えていこうと思います。
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