昨日より気温が高くなったので、わたしは気分転換に縁側の木のドアにパールグレー色のペンキを塗ろうと思いましたが、明日の方があたたかくなるので、ペンキは明日塗ることにしました。
古民家は日中でも薄暗いので、部屋を少しでも明るくして、気分も明るくしたいと思っています。
洗濯物を干しに庭に出ると、イヌのひよりちゃん(♀10歳)が井戸小屋のデッキで日光浴をしていました。
その姿が、昨年9月に亡くなった、イヌのしゅんちゃん(♂享年12歳)の姿に見え、わたしは涙が出ました。しゅんちゃんがいない日々はまだとても悲しくグリーフは癒えないと……。
毛皮を干すイヌのひよりちゃん(♀10歳)。
しゅんちゃんがいないのは悲しく、さみしいよね。
この数年、活動や同居動物たちのことで少しバタバタしたり、気分が落ち込んだりして、勉強を行なう時間がとても減っていました。
しかし、活動の原点に立ちたいと思ったので、再度、動物倫理の勉強を行なおうと思いました。
今までも動物倫理について勉強はしてきましたが、理解できていない所もあると思うので、読了した本をもう一度読もうと思います。
この社会では、倫理が重視されていないようなので、倫理の話をすると「何言ってんだ」とか「考えすぎ」とかネガティブなことを言われます。
しかし、人間が生きるには、倫理を学ぶことは非常に大事です。
他者を傷つけないためにも、自分の人生を豊かにするためにも、倫理や哲学は必要だなと思います。
そう言えば、日本で野生動物の不妊処置の話をすると、「非現実的」とか「何十万頭もいるシカの避妊なんて無理だろうが!」というコメントを目にします。
野生動物は「殺すもの」と思っているから、このようなコメントになり、倫理的価値判断ができないのだと思います。
野生動物への不妊処置は、他の国で行なわれている事実があります。
にもかかわらず、「日本では無理」というのはおかしいですよね。
もちろん、全てのシカに不妊処置を行なわなくてもいいので、やろうと思えば他の国のようにできますよね。
やればできることをしないのが、今のこの社会です。
そのために、しない理由をあれこれ考えるのですよね。
少し前にネットなどで「何もしないために、何でもする日本人」と言われていましたが、まさにそうだなと思います。
新たな挑戦と(よい方へ向かうであろう)変化を自ら放棄するのは、残念だなと思います。
浅薄な考えのネガティブコメントを見る度に、とても残念な気持ちになります。
生きていると、人間は学び続けることが大切だということがよくわかります。
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