朝から心のクリニックへ行き追加の薬の処方箋を書いてもらいました。

 

数ヶ月前から、睡眠薬を飲まずに寝ようと努力していたのですが、この数日寝ることができなくなってしまったので、どうしても寝られないときは薬を飲むことにしました。

 

耳鼻咽喉科では、眠りもよくなるようにと、心のリラックスを促す漢方を2種類出してもらっていますが、その効果は今のところあまりわかりません。

 

薬に依存せずに生活したいので、いろいろな調節をしながらまた薬を減らせるようにしたいです。

 

ところで、X(旧ツイッター)に、アライグマ問題についての授業の記事にコメントをつけて投稿をしました。

 

●記事はこちらです↓↓↓

 

 

 

おとなが子どもたちに「外来生物」の問題を教える授業だったようで、その授業を受けたひとりの子どもが「特定外来生物を駆除しなければいけない大切さや生き物の大切さが良く分かった」と話していました。

 

子どもたちが動物の「駆除」を受け入れる思考になるということは、授業の内容に問題はなかったのか?と思います。

 

「増えてきたから減らす・駆除するのではなく、しっかりバランスを保たないといけない」と記事に書かれていますが、現在の生態系保全の考えを子どもたちに教えているのだろうなと思いました。

 

生態系保全の専門家の方たちは「バランス」にこだわり、そのバランスを崩す要因の排除は基本だそうです。

 

この考えは、そもそも人間視点の考え方なので、生態系保全の方たちが言う「バランス」とは?というところから考えなくてはいけないと思います。

 

わたしが考える生態系のバランスとは、環境と動植物が相互に関係して構築された自然環境であり、その相互関係によって生物が地球で生存できる環境を示します。

 

そのバランスは人間が決めるのではなく、環境を自然動植物が決めるものだとわたしは考えています。

 

そのため、自然環境への介入は慎重にならなければいけないと思っています。

 

わたしの投稿に「駆除しないなら他に方法ありますか?」とコメントが届いたので、

農業被害対策には適切な防除と損失の補償、環境教育など返信しました。

 

すると、「それは根本的な解決策ではない」「『駆除』は便利だ」などのコメントが届いたので、詳しく返信しようかと思いましたが、文字数制限のあるXで話すのはやめようと思いました。言葉足らずで誤解を生むことがあるので、それは避けたいなと思いました。

 

相手が言う、根本的解決とは何を示すのか不明なので、なんとも言えませんが、もし、野生動物による被害をゼロにする、であれば、それは環境教育の問題だと思います。

 

なぜなら、地球上で農作物を栽培している限り、野生の動物たちによる損失はゼロにはならないからです。それがこの地球で作物を栽培するということなのです。

 

ゼロにならないが、損失を軽減することはできます。それが適切な防除柵です。適切な防除柵をすれば被害を防ぐことはできますが、万が一それでも損失が発生した場合は、政府や行政が損失を補償するのがよいと考えます。

 

そして「駆除」は便利というこについても、自然環境教育の問題と倫理教育の問題だと思います。

 

「駆除」することで、何が生まれ何が失われ、個々の動物たちや自然環境はどうなるのかなど、それらを考えるのが倫理であり、哲学です。

 

ドイツでは戦後、倫理と哲学の教育に力を入れてきましたが、日本はその逆で、倫理と哲学はまったく重視されていません。

 

自分で調べて深く考える能力の低下も問題視されていますが、それは戦後の教育のあり方がそのような人間を作るものだったからではないでしょうか?

 

全体主義で同調圧力に流され、自分の考えを持つ人も少ない印象があります。

 

SNSなどのコメントを見ると、とても納得するコメントや勉強になるコメントがある一方で、深く考えられていないコメントがとても多くあります。

 

わたしの考えに批判的な方とXで何度かお話をしましたが、そこで思ったことは、SNS内でのトークには限界があるというこです。

 

それぞれ蓄えている知識の量や内容が違い、認識も価値観も異なります。

 

もし、相手の方がどれほどの知識を持ち、その知識の内容がわかったとしても、価値観や立ち位置の違いから話が噛み合わずに終わりなのないトークとなることもあります。

 

つまり、建設的な意見交換ができないということです。

 

数年かけて情報収集(知識)してきたことを、その情報をまったく持っていない人に話しても相手の方が理解してくれないのは当然ですよね……。わたしも知識ないことを話されてもさっぱりわかりません。

 

指摘や問題提起は「文句」ではなく、この社会をよりよくするためや感覚的動物たちの苦しみをなくしていくためにとても大事なことです。

 

「外来種」問題については、以下の図書を読んでほしいなと思います。

 

外来生物は「悪」でないことがよくわかります。

 

論理的思考(科学的思考)で物事を考えていけることができるといいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「外来種」の「駆除」は生態系にダメージを与え、感覚的動物の「駆除」は個々の動物たちを苦しめ、生涯を奪います。

 

わたしは、倫理的価値判断のできるおとなでいたいです。

 

 

まだまだ勉強中のわたしで考えも浅い時もありますが、指摘を受けながら、もしくは自分で気づきながら少しずつでも成長していけるといいなと思います。

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