今日もあっという間に1日が過ぎようとしています。

 

日中は少し春の気配を感じられる気候だったので、庭掃除がはかどりました。

 

イヌのひよりちゃん(♀10歳)も保護シカすぐるちゃん(♂6歳)ものぞみちゃん(♀推定6歳)も庭掃除を張りきり手伝ってくれました。

 

昨年の9月に亡くなったイヌの春ちゃんもわたしの胸の中で、みんなと一緒の時間を過ごしていたと思います。

 

家族が変わらず健康でごきげんさんなことがどれほど幸せなことかを最近とても感じます。

 

ところで、シカさんたちと共に暮らすようになり、わたしは「シカもイヌといっしょだね」と思いました。

 

もちろん、種は異なりますが、動物として哺乳類として共通するところがたくさんあります。

 

シカもイヌのように喜びを表現しますし、つらいときは「つらい」と表現し、怖く感じた時も「こわい」と表現します。

 

またイヌのように愛情の表現を通して、相手とコミュニケージョンとり、信頼関係を構築していきます。

 

信頼関係の構築には、相手と対等であることが不可欠であることから、動物たちに力*を振りかざす人間は動物たちに嫌われがちです。

 

*相手をコントロールしようと支配的であったり、相手を受け入れず尊重しなかったりなど。

 

シカたちが愛情を示す方法は、家族や仲間との毛づくろいや鼻をすり寄せること、穏やかに側に近寄ることなどあります。

 

シカたちは舌を使ってお互いの体を舐め、体にいる寄生虫をとったり毛皮をきれいにしたりします。

 

この毛づくろいを通して、相手との社会的絆を深め、信頼を構築します。

 

シカたちは、相手が少し元気がない時、鼻を相手の体にすり寄せる行動をします。

 

シカたちのこの様子を見て、相手への愛情や慰めの方法であると思いました。

 

パートナーがいるときは、特に愛情深くパートナーの耳や首などを舐めて、時折耳を咥えたりすることがあるそうです。

 

我が家の保護シカたちは、すぐるちゃんがのぞみちゃんの耳を時々口で咥え、のぞみちゃんに「それやめて」と言われています(苦笑)。

 

シカたちは家族や仲間、パートナーの体を舐めたり、鼻をすり寄せたりしてコミュニケーションをとりながら相手への愛情を表現し、このシカたちの行動は強い社会的な繋がりを維持するためにたとても大切です。

 

シカたちの世界は平和で(さまざまな)愛情で満ちており、家族や仲間、パートナーを大事に思う、シカたちの生活の尊さを感じます。

 

シカたちのグルーミングの様子の動画はこちらです↓

 

 

 

 

 

 

 

先日、♂シカと♀シカ(パートナー)が雪が積もる道路で猟犬に追われている動画を見ました。動画撮影者は車に乗って、車を走らせながらその様子を撮影していたのです。シカたちはイヌから逃げようと必死で走っていました。♀のシカさんはおそらく妊娠んしており、♂シカさんが♀シカを気遣うように、♀シカと同じ速さで♀シカさんに寄り添って走り逃げていたのです。その様子を見て、わたしは胸が張り裂けそうになりました。

 

動画を撮影したいたハンターは、その後、ふたりを銃で撃ち殺したのです。

 

ハンターは男性で、必死で逃げる夫婦を追い詰めることを快感としているような発言があり、弱い者いじめを楽しむその男性にわたしは怒りをおぼえました。

 

多くの男性が「男」の権力を弱者に振りかざしています。そのことにより、この社会は多くの犠牲が生まれています。

 

このようなことを考えると、男の子に暴力を促進させるおとなの行動の問題が大きいといつも思います。「男の子だから」戦いごっことか鉄砲とか刀とかのおもちゃを渡すのは、暴力を使うおとなに育てているということだとわたしは思います。

 

すみません。話が逸れてしまいました。

 

愛情深く尊い動物たち……。

かれらの生活をわたしたちは脅かすことなく、愛情を持って見守っていきたいですね。

 

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