お知らせ

 

 

3月3日(日)に「動物はものじゃない!」でおなじみの、串田誠一議員との共催で

「いのちの授業」と

「知ってほしい!みんなの知らないシカのこと」を開催します。

 

ご興味のある方は、ぜひご参加ください!

 

詳しくは、ワイルドディアイニシアチブのホームページをご覧下さい。

下矢印

 

 

 

 

今日は資料がやっと仕上がったので気が抜けて夕食は爆食いをしてしまいました(苦笑)。

 

しないといけないことが1つ片付いたのでやれやれです。

 

保護シカすぐるちゃん(♂6歳)は、今日も首辺りを木の幹なのにこすりつけていました。

 

3日間のうちにすぐるちゃんの首は広範囲に毛が抜けて、皮膚が赤くなっています。

 

人工物である庭のテントの脚には、皮膚が傷つかないようにタオルをさらに重ねて巻いてみました。

 

首をこすりつける理由はいろいろ考えましたが(痒み、ストレス、テストステロンの影響など)どれも可能性あることなので、しばらく様子を見ることしかできません。

 

ところで、今日の世界のシカニュースを見ると、インドでイヌに襲われたサンバージカの救護記事がありました。

 

●記事はこちらです↓↓↓

 

 

 

インドでは、村民が傷病鳥獣を発見した場合、連絡するところがあるようなので、検索すると、ワイルドライフSOSという団体があることがわかりました。

 

●ワイルドライフSOSのサイトはこちらです↓↓↓

 

https://wildlifesos.org/about-us/

 

野生動物保護区内には傷ついた野生動物を一時的に保護する施設もあるそうで、行政も野生動物保護にとても積極的です。

 

シカの一時保護センターは、1981 年にカタック市営公社 (CMC) によって設立されたそうで、2.5 エーカーの敷地に広がっているということです。

 

最初は5頭のシカがいたそうですが、2024年には296頭まで増え、過密による空間的な問題が生じているということです。

 

「CZA(中央動物園管理局) の基準によれば、2.5 エーカーの土地内に飼育できる鹿は 15 頭まで」ということです(参考記事)。

 

「高等裁判所は令状請願に基づき、CMCに対し約4年前に別のシカ公園を設置するよう指示していた。CZAはまた、シカの生息数に十分なスペースと適切な環境を提供できなかった場合、ライセンスを取り消すと市当局に警告した」そうです。

 

保護動物たちの福祉をもきちんと考え適切な基準を設けられているので、とてもいいなと思います。

 

中央動物園管理局の基準だと、我が家の保護シカたちが生活しているスペースは1頭分足りないということになります。

 

「やっぱり」と思いました。今のスペースでもある程度の生活の質を維持した生活はできますが、シカたちの生活の質を考えると、もっと広い方がよいと思っていました。

 

そのため、今の敷地面積よりも広い場所への引っ越しできればいいなといつも思っていますが、実現するのはなかなかに大変そうです。

 

ワイルドライフSOSのホームページを見ると、このように書かれています。

 

「ワイルドライフSOSは、野生動物を救い生息地を保護するには、人間の思いやりと理解が重要であることを認識しています。」

 

全くそのとおりで、ワイルドライフSOSのホームページを見ると、教育の重要性がとてもわかります。

 

環境教育と道徳教育は、自然環境への人々の共感を育て未来に豊かな(動物を含む)自然環境を残すことに繋がります。

 

日本では、「野生動物には手を出してはいけない」という謎の通説がありますが、他の国の動きを見ていると、それがいかにおかしいことかよくわかります。

 

たとえ希少動物の保護のために野生動物救護施設が作られたとしても、大型野生動物であれ救護できるシステムが構築されているのはいいことだなと思います(日本ではないので)。

 

そして、野生の動物たちを保護して人間の飼育下におく場合は、きちんと動物たちへの配慮が考えられ、それを実際に形にしていく動きにホッとします。

 

種の絶滅スピードが過去にない早さで進行している現在、わたしたちは、すべての野生動物たちとの調和を意識した取り組みが必要だと思います。

 

種の差別や偏見をなくし、地球の自然環境という壮大な生命の泉への理解を深めて個々の動物たちの存在に目を向けることに尽きるなと思います。

 

大きなくくりでの「シカ」ではなく、感覚的存在である個々の「誰か」であることに気づこう。

 

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