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研究の著者である華東師範大学(ECNU)のヤン・ヤンヘシャン博士は、「人類が支配する地球に種がどのように適応でき、そしてどのように適応してきたかを理解することを目指しています。」と述べ、「ECNUと中国科学院古脊椎動物古人類学研究所(IVPP)の科学者が率いる複数の機関の多様な共同研究者グループが、その研究結果をEcology Lettersに発表した」そうです。
研究結果は、
「20世紀を通じて採取された何百もの哺乳類の歯を統計的に分析したところ、人口増加の大部分が起こった中国東部、胡系統以東での食生活の大きな変化が明らかになった。対照的に、中国本土の国土の約57%を占め、人口のわずか6%が住む中国西部では、同時期の大型哺乳類の食性の方向性の変化は最小限であった。」(翻訳機能使用)
ということです。
人間の爆発的増加に伴う土地利用は野生の動物たちの生活そのものを変えてしまっているということですよね。
人間による野生の動物たちの生息地破壊などによって、動物たちは食事や行動範囲、行動など変化させ、もしかすると同種間でのコミュニケーションや危機管理能力の発達などの変化も起っているかもしれませんよね。
この研究では、動物たちが「人間による土地利用と占有の劇的な変化を、食生活を変えることで生き残」ってきたことを示し、「種間の差異の増加と種内の食餌範囲の拡大に反映されていることが示唆されています」。
このことは、人新世以前と比較して食べ物の種類がより多様になったことを意味しているということです。
野生の動物たちは、生きるための活動を懸命に行なって急激に変化する生息地への適応を進化させてきていますが、かれらのその行動を人間は「害」とし、野生の動物たちを「悪」とします。
人間がかれらの生息地を破壊し奪っているという事実は棚の上で、人間はいつでも被害者の立ち位置を変えようとしません。
人間が劇的に改変する自然環境(生息地)への適応能力を最大限に発揮して懸命に生きるかれらは、生きるに大事なことを十分知り、その能力を駆使して生活しています。
人間は生きるに大事なことを知らない、もしくは忘れることが多くあるので、ぜひ、動物たちから大事なことを人間は学んでほしいと思っています。
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