お昼ご飯を食べた後にキッチンを出た同居人Kが部屋で倒れました。
 
倒れたKを見ると、目を開けたまま倒れており、黒目は上にありました。
 
体はまっすぐに硬直し、腕は胸まで折った格好で手はグッと握った状態のまま少し痙攣が見られました。
 
わたしは急いで救急車を呼びました。
 
その間にKの意識は戻りましたが、念のために総合病院で検査をしてもらうことになりました。
 
山の市立病院の受け入れは断られたので、山を下った評判のよい病院への受け入れが決まりました。
 
脳の検査、心電図、血液検査などの検査は問題なしでした。あと、コロナでもインフルでもありませんでした。
 
痙攣が見られたのが心配ということで、明日、脳神経外科の検査を受けることになりました。
 
Kは数日前から体調を崩していて、微熱が続いていました。しかし、病院には「行かない」というので、わたしはKに「無理しないように」とだけ伝え、消化のよさそうな食べ物を食べてもらっていました。
 
昨年から時折体調を崩していたKなので、気になります。
 
救急車を呼んだので、近所の人たちが心配して声をかけてくれましたが、調子が悪いのはKではなくわたしだとみんな思ったそうです。
 
「わたしではなく、Kなんよ~」と言うと、「ずっと動いとるもんな。ちょうどええやん、しっかり検査してもらったらええ」と。たしかにそうで、Kは夜寝る以外(たまにお昼寝あり)は、ずっと動いているのです。
 
近所からは「Kはよく働くなー」といつも言われます。
 
年齢が若い頃はそれでも大丈夫なのかもしれませんが、年を重ねるとそういうわけにはいかないと思うので、いつか急に倒れるんじゃないかと思う時もありました。
 
今日はそれが現実になったので、とても驚きましたし、今後の心配もあります。
 
Kが救急車で運ばれて行った後、イヌと保護シカたちは「緊急事態だよね」と、庭に入ったわたしにみんなが声をかけてきました。
 
わたしが車で受け入れ先の病院へ行く準備をしていると、みんなそれを理解している様子で、わたしの準備姿を見ていました。
 
みんな偉いです。
 
Kと病院から帰宅すると、みんな落ち着いていて、「どうだった?」という感じで出迎えてくれました。
 
 
 
「心配したよー」と保護シカすぐるちゃん(♂6歳)。

 
わたしは人間が倒れる瞬間を初めて見ましたが、健康だけが取り柄なKだけに、最初は冗談かと思いました。
 
フラフラと歩き(高齢の方の歩き方のようでした)ジッとしたと思ったら、足下から砕けて仰向けに床に倒れました。
 
倒れたKを見て怖くなりましたし、心配の気持ちも大きいので、わたしは少しパニックになってしまいました。
 
明日の検査結果を聞くまでは、心配は大きいままですが、意識も戻り動けているのでひとまずはよかったです。
 
みなさんも、無理されませんように。、
 
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