猟期になり、山では猟犬を使用した猟が行なわれています。
 
我の裏山にも猟犬が何度か来ていることから、裏の山から猟犬が入ってこないか毎年ドキドキしています。
 
裏山と我が家の敷地は、4メートル以上ある石垣で区切られているので、犬が足を滑らさない限り庭には猟犬は入ってこないだろう?と思っていました。
 
しかし、不安なので数年前に山の持ち主に柵の設置許可を求めましたが、許可をいただけず、そのまま数年がたっていました。
 
我が家から出来る対策を考えていたのですが、当時は「無理だよね(泣)」となり、猟期は、何かあると怖いので同居人の留守がないよう、同居人Kと家にいる時間を調節してきました。
 
ずっと不安を抱えて猟期を過ごしてきたので、再度、柵ついて出来そうな方法を考えました。
 
出来そうな方法があったので、我が家の庭から支柱を立てて上に防風ネットを張ってみようと、昨日から作業をしています。
 
 
現場監督な保護シカたち下矢印

 
 
現場監督すぐりんさん下矢印
 
「キリッ!!」
 
裏山のササをカットしして庭に置くと、ふたりとも食べたり、ベッドにしたりしていました。
 
 
 
この様子で、作業をずっと監視していたシカたち(笑)。
 
 
仕上がりまでまだ数日かかると思います。
 
ネットが完成すると少し安心できますよね。
 
猟期は毎日緊張し休まらないです。
 
わたしの活動も猟期は家いながら出来ることを優先して行なうようにしています。
 
わたしはセカンドトラウマティックストレスを発症しているので、銃声音や犬の激しい鳴き声などを聞きたり、軽トラックや狩猟者の車を見たりすると心臓がドキドキして冷や汗が出ます。
 
狩猟という他者への暴力にたいして、この社会は美化していますが、とんでもないことだと思います。
 
狩猟という行為や情報に触れるとつらい思いをする人やパニックになる人のことなどおかまいなしに狩猟を一般化させようとしていますよね。
 
他者への暴力の正当性を主張し、他者に危害を加え命を奪う行為を「普通」になっているこの社会は感覚が麻痺しているのではないかと思います。
 
ところで、翻訳家で執筆家の井上太一さんの『動物たちの収容所群島』が出版されました下矢印
 
読み始めたばかりですが、家畜と呼ばれている動物たちに使用される抗生剤などの薬品の種類の多さに驚いています。
 
動物たちの擁護に関心がある方はもちろん、そうでない方も読むと、日常的に摂取している動物たちの身に何が起きているのか知ることができますし、意図的に隠されている情報を知ることができるので、生きていくうえで参考になったり気づきがあったりすると思います。
 
 
★紀伊國屋書店では「【あなたが選ぶ2023年の人文書ベストを大募集!】第14回 紀伊國屋じんぶん大賞2024─読者と選ぶ人文書ベスト30の投票」が11月30日までおこなわれているそうです。興味のある方は、ぜひ応募してみてください♪本下矢印
 
猟期は読書をしたり、情報収集したりしてイヌとシカたちと家にいようと思います。
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