す今日はクマの捕殺から共存を住民が選択したカナダの記事を読みました。

 

●記事はこちらです下矢印

 

 

 

カナダ・マニトバ州の北部にあるチャーチルという町では今から53年~63年前では、クマ対策は「駆除」しかないと考えられていました。

 

しかし、今から30年ほど前に町は方向を大きく変えたそうです。

 

そして現在、巨大なホッキョクグマが町に降りてきても、「駆除」されることは一切ないとのことです。

 

30年余り前にはクマを殺すことへの反対と賛成の住民双方で「殺さない」道を選んだそうです。

 

町は、クマを殺す「ポーラベア・コントロール(管理)プログラム」から安全な共生をめざす「アラート(警戒)・プログラム」に転換!

 

記事にはこのように書かれています。

 

「クマとの向き合い方は、人間がルールを守って生活する、すならち人間の行動変容が基本である」。

 

決して行なってはいけないルールが3つ上げられています。1つ、注意喚起の表示の先に行くこと。2つ、クマに近づき餌付けをすること。3つ、午後10時以降に出歩くことです。

 

クマへの餌付けは人間とクマのと間にトラブルを発生させやすいことから、他の国でもクマへの餌付けには慎重ですよね。

 

この記事を読んで、町民が「殺さない」選択をしたことがとても素晴らしく、人間として誇れることだと思いました。

 

捕殺1択しかない考えから殺さない選択は、結果的に町に潤い(エコツアー)を与えることになり、人々が思い描いていた共存を可能にしました。

 

すばらしいですね。

 

エコツーリズムを行なうにしても、専門的な知識が必要で、単にクマたちの国へ足を踏み入れるのとは違いますよね。

 

野生動物の専門家や野生動物への認識、意識が、わたしたちの国にはないものがカナダにはあるととても思います。

 

野生動物と平和的に共存する他の国の行動や教育(←とても大事)を見習い、日本でも野生動物との平和的な共存が実現することを心から願っています。

 

野生動物を殺しても、問題は解決しなばかりか、状況が悪化したり、予期せぬ事態を招いたりする危険性があるので、殺さない方法を考えて実践していく必要があります。

 

日本でも野生動物へ思いやりある心を、そして動物たちを理解し平和的共存を。

 

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