今朝は雨音で目が覚めました。
 
雨が降っているのでイヌと保護シカたちは室内にいて、遅い朝を迎えていました。
 
イヌとシカたちがゆっくり休んでいるので、わたしも布団の中でゆっくりすることにしました。
 
シカたちが動き出した7時半頃にわたしも布団から出て、みんなの朝ご飯の準備を始めました。
 
今日は一日中雨が降っていたので、とてもゆったりとして時間を過ごしたわたしたちです。
 
 
昨日の写真です↓
「夕ご飯の時間だよ~」と保護シカのぞみちゃん(推定6歳)。目がキラキラしています。

 
 
保護シカすぐるちゃん(6歳)もやってきて「ご飯だよね!」と意気込む?すぐるちゃん。
 
ところで、アメリカなどでは野生のシカがガラスを突き破って店内や学校などに入ってくることが時々ニュースになっています。
 
店内などに入ったシカのほとんどは、自分で外に出て行きますが、それを手助けする人間の行動は時に必要だなと思います。
 
 
 
↓の動画はテネシー州マーティンで鹿がレストランの窓を突き破り、店員がシカに道を譲り、鹿が裏口から外に出ていく様子です。
 

 

 

この出来事で、少女がガラスでケガをしたそうですが、その他に大きなケガをする人がいなくてよかったです。

 

シカさんの体からは血が大量に出ていなさそうなのでよかったです。

 

追記:2023年11月22日

窓を突き破ってレストランへ入ったシカさんは、この直前に車にはねられていたそうです。シカさんはケガが酷く、安楽死されたと地元警察は言っていますが、常連客に拳銃で射殺されたと報道するメディアもあるそうです。下矢印

 

 

 

店員はシカに通路を譲り、シカが通路を通りきる前にドアの側にいた男性が出入り口のドアを開けました。

 

その行動のお陰でシカは無事に自分で外に出ることが出来ました。

 

日本では、「クマを建物の外に出すという」発想から建物の中に入ったクマなどに対して、爆竹を鳴らしたり、その他の音を激しく鳴らしたりしています。

 

この行為はとんでもないです。

 

なぜなら、クマは人間が激しく鳴らす音に対して恐怖を感じ、その場から動けなくなるからです。

 

さらに、その音に激しく恐怖したクマは防衛行動をみせるかもしれません。

 

野生動物たちが建物内に入った場合は、動物たちが自分で外に出て行ける環境を提供する必要があり、それを実際に実践しているのが、他の国で生活している人たちです。

 

出口があれば、動物たちはいずれ自分から外に出て行くので、その時を人間は静かに待ってください。

 

出口が動物たちにわかりにくい場合は、動画の男性のように出口を確保してあげるのも大事です。

 

この時に建物内にいる動物へ刺激を与えないよう注意を払い、静かに出口を確保するのがいいです。

 

繰り返しになりますが、日本で建物内にいるクマなのどに行なっている行為は動物に恐怖を与え逆効果だけでなく、人間が負傷する可能性を高めるので、双方の安全のためにも、建物内にいる野生動物を驚かせる行動は行なわないで下さい。

 

動物たちの習性や認知を理解し、わたしたちは賢い行動をしなくてはいけないと思います。

 

他の国は野生動物への意識や認識が日本より高いので、野生動物保護や野生動物とのかかわりについて先進的な国を見習ってほしいと思います。

 

動物たちが落ちいて状況判断ができる環境であれば、動物たちは自ら建物の外に出て行きます。そのためには、その環境を静かにしてあげたり人の気配を消したりすることも大事です。

 

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