雨が降ったり止んだりの天気でしたが、イヌのひよりちゃん(10歳)は元気よくお散歩に出かけました。
お散歩から家に帰ると、ひよりちゃんは庭を少ししたのちお気に入りの場所で何もなければ昼前まで寝ています。
イヌとシカたちの生活のペースはとてもゆっくりなので、わたしも忙しくない日はみんなのペースで過ごすことにしています。
東京行きから帰って数日みんなとゆったり時間を過ごすわたしは疲れが回復し、気分はよくなっています。
ところで、アリゾナ州のゴルフ場でイノシシに似たジャベリナという野生動物が地面を掘り返したので、関係者はある平和的な対策を考えたという記事を読みました。
ジャベリナ美しいですね。
画像出典:みんなのゴルフジャイデスト
ジャベリナがゴルフ場の地面を掘り返した様子はSNSで紹介され、再生回数3000万を超えたということです。
動画を見た人たちの反応は、従業員に同情して「泣きそう」という投稿がある一方で、ジャベリナを擁護する声が大きかったそうです。
この件について英語検索すると、ジャベリナがゴルフ場を掘り返したのは地球温暖化が原因と書いているサイトがありました。
アリゾナ州の今年の夏、異常な暑さだったそうで、暑さと乾燥で生き延びようと懸命なジャベリナを応援する人たちがいるのは気持ちがホッとします。
アリゾナ州法ではジャベリナは原則、狩猟したり罠に掛けたりすることは禁止されており、移動もしてはいけないということです。
ゴルフ場周辺にはシャベリナが450頭ほど生息しているそうです。無策だとゴルフ場は荒れるばかりなので、ジャベリナを「駆除」せず、別の環境への移動を促す作戦を行うということです!
その方法は、ジャベリナが苦手とするスパイシーな香りを芝に噴射するというものです。
芝から苦手な香りがするとシャベリナは「ここは嫌な匂いがするから違うところへ行こう」と判断するのではと思います。
記事にはこのように書かれています。
「『芝生にとってデリケートな問題なので苦心しましたが、この作戦は、以前の試み(狼の尿を顆粒にして撒く)より、はるかに良い結果が得られました』と地元ニュースのインタビューで語っている。
最終的にはジャベリナを駆除するのではなく、コースをスパイシーオイルで守りつつ、穏やかな放牧地で生息させるのが目標。
つまり害獣を防ぐではなく、別の環境への移動を促すということだ。手間と労力はかかるが、これならゴルフ場とジャベリナのウィン-ウィンの関係が築けるかもしれない」。
本気で考えると何かしらの方法が見るかるということですね。
もし、最初に考えた方法の効果が低ければ、また考えていろいろなやり方を工夫していくといいので、考え続けることが大事なことだなと思います。
野生動物を殺すのではなく、殺さない方法を考えるのは当然のことですし、それが私たち人間の義務であり責任だと思います。
●記事はこちらです
●英語の記事はこちらです
下の写真は、野生動物避けにぶら下げられている巾着。
野生動物との共生とは、野生動物の存在や生活を尊重して始めて語れることです。
「農家が困っているから殺せ」という意見が日本では多いですが、問題の解消には殺さない方法もあることを伝えていけるといいなと思っています。
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